今日も朝から良い天気ですが、湿度が高いようです。
湿度が高い日は塗装に注意しなければなりません。
私は、気象庁の「アメダス」発表の気温、湿度の1時間単位の表を参考にしています。
湿度が60%を超える日は塗装を控えます。
これから夏場にかけて、ここ山陰は湿度が高くなるのでエアコンの除湿に頼らなければならない日が続きます。
と言う事でいよいよ塗装です。
このように本体は黄色です。
この塗料は、ホームセンターで売っている水性カラースプレーです。
なぜ水性か?
使用したアクリルが透明なので、ラッカー等の有機溶剤の塗料は樹脂に浸透してヒビを入れる可能性があるので、発泡スチロールも溶かさない水性塗料を使いました。
それに、水性塗料は乾燥がゆっくりなので、表面の結露も少ないようです。
と言っても、乾燥を早めるため扇風機を使いますが。
黄色の塗装は、下地に白を塗っておかないと綺麗に発色しないので、グレーのサフを吹いて磨いた後、白のサフを吹いて下地を作ります。
その乾燥後、水性の黄色缶スプレーを吹きますが、下地のサーフェーサーはラッカーではないの?と思われると思いますが、模型用のサーフェーサーは発泡スチロールを溶かさないので、樹脂にヒビが入る事がありません。
車用のサーフェーサーは、溶剤がきついのでプラモや、透明アクリルには使いません。
いきなり完成です。
口の開閉部分です。
ふたが一度奥に引っ込んでから下にスライドします。
目の下の赤い輪っかは1ミリのプラ板を二枚貼り合わせて作りました。
目玉は「ムック」のように左右上下にコロコロ動きます。
口の部分が開口して有りそこから覗いています。
そして、この被り物のCMがこれです。
こちら山陰の方は「ああ〜これか」と分かると思いますが、県外の方は初めて見ると思います。
こんなCMなどの小道具も製作します。
この頃、やたらと被り物の製作の依頼が有りましたが、こう言う仕事って同じような内容で同じような納期になるのが不思議です。
やった事がなくても、依頼を受ければ工夫をして必ず納期までに完成させないといけないので、毎回苦悩します。
でも、結構楽しんでいたりもします。
これで「変な被り物の製作」は終わります。
次は何にしようかな?