やっとバイクが完成です。
割と大きな模型になったので、屋外の自然光で写真撮影すると一層本物に見えるのではないかと思い、近所の海に行って自然の空を背景に撮影してみました。
運搬途中に箱の中で転げてしまい、ミラーが破損したりしましたが、何とか海まで運んで車の屋根の上に乗っけていろんな角度から撮影しました。
足が地面についていません。
あいにく天気が薄曇りで、雨こそ降りませんでしたがスカッとしない天気でした。
でも、かえってこの天気の方がイメージ良かったかもしれません。
こんな感じで、前から見た時カッコいいデザインで作りました。
この写真が一番決まっていると思うのですが、どうでしょうか?
汚し塗装がちょっと派手かと思いましたが、カメラを通すと若干薄く写るんですね。
ま〜ちょうど良かったかも。
そして、知り合いのバイク屋さんの作品展に展示し、最高の賞を頂きました。
展示した時、「このバイク乗ってみたい」と言われた常連のお客さんもいました。
これで「戦闘バイク イボイノシシ号」の製作は終わりですが、このバイクの話はまだ終わりません。
このバイクを製作した数年後の話です。
私は、毎年製作した作品を年賀状にして取引先や友人に出していますが、このバイクをヒツジ年用年賀状として作り、ある人に出しました。
そのある人とは、「タカラトミー」で、かつて「リカちゃん人形」をデザインしておられた「Oさん」と言う方です。
何度かフィギュアの製作をお手伝いしたことが有るのですが、年賀状のバイクとクールガールの写真を見て、Oさんがタカラトミーのクールガール担当の「Tさん」に、このバイクの写真を見せたそうです。
ちょうどこの時、2015年、東京のビッグサイトで「アニメジャパン」と言うイベントが開催されると言うタイミングだった様です。
その「クールガール」の担当の「Tさん」から、メールで「2015年度のアニメジャパンでこのバイクを展示させて欲しい。」と連絡がありました。
この時、もう一台同じバイクを作っていたので、「2台とも展示したいので東京まで送ってもらえないか?」と言う事でしたが、「この精密な物を宅急便で送る事が難しいので、私が手に持って、ビッグサイトの現場まで持って行きます。」と言ったところ、「旅費と宿泊費を出すから来て欲しい」とメールが来ました。
早速専用の梱包ケースを作り、東京まで行く準備をしました。
東京に行くまでの話はまた次に。
続く!