自称米子のプロモデラー

模型、フィギュア、ジオラマを製作するブログ

手塚キャラ製作 その9

2024-05-22 08:31:50 | 模型

昨日は、ネットに繋がらなくて四苦八苦しましたが、今日は全く問題なく更新できます。

今や、ネットは絶対に必要な物だと言うことを再認識しました。

こう言うふうに普通にネットに繋がることに感謝しつつ、「百鬼丸」の製作をアップします。

上の写真はまだ血のりが書き込まれてませんが、血のりを書き込んだら、いよいよ完成です。

昨日までに本体の製作と植毛、塗装をほぼ終わらせましたが、この百鬼丸は怒りに狂って何人も人を斬った後の姿なので、かなりの返り血を浴びています。

その返り血を一つ一つ書き込みます。

使用した塗料は、タミヤのアクリル塗料の「ハルレッド」に「クリア」を混ぜて、面相筆で丁寧に書き込みます。

人間の血は、少しとろみがあるので、水のような感じには流れませんし、スプレーのような霧にもなりにくいのでエアーブラシで吹き付けるとイメージが違ってしまいます。

少し濃いめの塗料をたっぷりと筆に取り、点々と突っつくように書き込みます。

刀で一直線に斬るので、一列に血しぶきが飛んだ感じに書き込みます。

これがアニメの一シーンですが、かなりの返り血をを浴びています。

これをそのまま描くのではなく、自分なりの解釈で描きます。

百鬼丸の狂気の感じが出てきたと思います。

顔の造形はアニメの絵をそのまま作るのではなく、実際の人間の皮膚や骨格の動きを意識して造形しましたので、アニメのようなデフォルメはあまり再現してません。

現実の人の顔を意識して造形しました。

髪の毛は散髪してから、発泡スチロール用の接着剤をアルコールで薄めて指で塗り込み、形を整えました。

スチロール用の接着剤は乾燥が早いので手早く整えます。

髪型が気に入らなかったらアルコールを塗ってやれば柔らかくなるので何度でもやり直せます。

これで、「百鬼丸」が完成です。

「穴から出てきた物が、鬼だったって事にならねえようにしなよ」と言う「琵琶法師」の言葉が思い出されるシーンのフィギュア造形にしました。

「どろろ」の物語の中で、一番恐ろしい姿を作りました。

他の人は多分こんな姿は作らないでしょう。

でも、このフィギュア、私は割と気に入っています。

百鬼丸の製作はこれで終わりです。

次は何をアップしましょか?