昨日は、ネットに繋がらなくて四苦八苦しましたが、今日は全く問題なく更新できます。
今や、ネットは絶対に必要な物だと言うことを再認識しました。
こう言うふうに普通にネットに繋がることに感謝しつつ、「百鬼丸」の製作をアップします。
上の写真はまだ血のりが書き込まれてませんが、血のりを書き込んだら、いよいよ完成です。
昨日までに本体の製作と植毛、塗装をほぼ終わらせましたが、この百鬼丸は怒りに狂って何人も人を斬った後の姿なので、かなりの返り血を浴びています。
その返り血を一つ一つ書き込みます。
使用した塗料は、タミヤのアクリル塗料の「ハルレッド」に「クリア」を混ぜて、面相筆で丁寧に書き込みます。
人間の血は、少しとろみがあるので、水のような感じには流れませんし、スプレーのような霧にもなりにくいのでエアーブラシで吹き付けるとイメージが違ってしまいます。
少し濃いめの塗料をたっぷりと筆に取り、点々と突っつくように書き込みます。
刀で一直線に斬るので、一列に血しぶきが飛んだ感じに書き込みます。
これがアニメの一シーンですが、かなりの返り血をを浴びています。
これをそのまま描くのではなく、自分なりの解釈で描きます。
百鬼丸の狂気の感じが出てきたと思います。
顔の造形はアニメの絵をそのまま作るのではなく、実際の人間の皮膚や骨格の動きを意識して造形しましたので、アニメのようなデフォルメはあまり再現してません。
現実の人の顔を意識して造形しました。
髪の毛は散髪してから、発泡スチロール用の接着剤をアルコールで薄めて指で塗り込み、形を整えました。
スチロール用の接着剤は乾燥が早いので手早く整えます。
髪型が気に入らなかったらアルコールを塗ってやれば柔らかくなるので何度でもやり直せます。
これで、「百鬼丸」が完成です。
「穴から出てきた物が、鬼だったって事にならねえようにしなよ」と言う「琵琶法師」の言葉が思い出されるシーンのフィギュア造形にしました。
「どろろ」の物語の中で、一番恐ろしい姿を作りました。
他の人は多分こんな姿は作らないでしょう。
でも、このフィギュア、私は割と気に入っています。
百鬼丸の製作はこれで終わりです。
次は何をアップしましょか?