先日、「米子工芸会」の集会のハガキが届きました。
LINE登録してあるから、ハガキでなくてLINEで連絡すればと思うのですが、まだ、アナログ的な考えが残っている様です。
その「米子工芸会」ですが、私の製作するフィギュアも「これからの時代は、フィギュアも工芸だ!」と言う会長さんの言葉から、毎年作品展に向けて新しい作品を作っています。
毎年、何を作るか迷うのですが、やはり自分の好きなキャラクターでないと作る気がしないので、工芸会に展示する作品は自分が気に入ったキャラクターを作っています。
「米子工芸会」では、特に規制とかは無いので自由な発想で物を作る事ができます。
今回は、手塚治虫先生のキャラクターを作った時の記事をアップします。
手塚先生のキャラクターと言ってもどのキャラクター?って思いますよね。
何年か前、リメイクされたアニメのキャラクターです。
これはバルサ材を削って形にした芯材です。
これに「スーパースカルピー」を盛って整形してゆきます。
まだまだ整ってませんが、大体こんな顔です。
だいぶ怒っています。
このキャラクターですが、物語で一番怒り狂ったシーンを作ることにしました。
体ですが、
体はいつものスタイロフォームです。
体は布の服を着せるので紙粘土で表面を仕上げて服を着せます。
顔はスカルピーを高温で焼くため、熱に弱い素材は使えないのでバルサ材を使いました。
このキャラクターのサイズですが、直立した高さが、50センチ位あります。
結構大きなフィギュアになります。
このキャラクターですが、手塚作品の中でもマイナーなキャラクターですが、強烈な個性のキャラなので気に入っています。
このキャラクターは何でしょうか?
これです。
「どろろ」の主人公と言っても良い「百鬼丸」です。
ポーズですが、
見ようによっては滑稽ですが、百鬼丸の一番恐ろしい姿として製作しました。
右足の中には5ミリのアルミ棒が仕込んであるので右足だけで体全体を支える事が出来ます。
これから少しずつ形になって行きます。
続く!