自称米子のプロモデラー

模型、フィギュア、ジオラマを製作するブログ

神殿のジオラマを作る パート01

2024-07-11 07:41:21 | 模型

今日もうっとおしい雨が降っています。

気温はだいぶ下がっていますが、湿度が90%以上です。

早く梅雨が明けてほしいですね。

今日から、以前製作した「神殿」のジオラマの製作記事をアップしようと思います。

今、似た様なジオラマの製作依頼が来ているので、以前の制作方法を思い出す意味でもアップします。

先ず使用した材料は、いつものスタイロフォームです。

大きさは90センチ角有ります。

高さはちょっと小さく70センチ程だったと思います。

表面は粘土ヘラやカッターで筋彫りを施します。

壁の石積みの様な筋彫りは、デザインナイフで切り込みを入れて粘土ヘラでその切り込みを広げる様になぞって筋をはっきりとした溝にします。

神殿と言えば、独特の柱ですが、

木製のコースターの様な物がホームセンターに売っていたのでそれをベースにエンビパイプを取り付け、周りに「片段ボール」を巻き付けて有ります。

片段ボールは柔らかく、ヒダヒダがすぐ潰れるので、潰れない様にひだ一つ一つに竹ひごを差し込んで補強しています。

正面と左右の小さい台座は木型屋さんに作ってもらいました。

キャラクターのフィギュアが乗るベースです。

MDFと言う素材でできています。

写真の神殿の真中にエンブレムが有りますが、これは5ミリアクリルを二枚貼り合わせ、モーターツールやヤスリでエッジを削り出して形を作りました。

この様に、アクリルをミシンのこで切り出して、角をモーターツールで削ります。

このエンブレムを正面の壁に取り付けます。

表面にはウッディー粘土と木工パテを塗って適度に荒らして有ります。

表面をでこぼこにするには、ワイヤーブラシや歯ブラシの様な毛の硬い物で叩きます。

でこぼこになり過ぎたら、水を付けて指で撫でると元に戻ります。

何度も調子を見ながら仕上げて行きます。

粘土やパテは、扇風機の風を当ててやるとかなり乾燥が早くなります。

このジオラマ、何の神殿か?

感の良い方なら分かったと思います。

これから、この神殿が大きく変わります。

続く!