連日アップしている「仏像」のフィギュアというかスタチューですが、スタイロフォームから粘土の塊になります。
学校の美術室で見かける胸像の石膏像ですが、たいてい正面は見ていない様で、斜め前を見ているパターンが多い様です。
そこで、一旦首をカットして、角度を変えてみました。
少し斜め前を見ている様に目線も変えました。
さらに、歯や鎧の飾りも追加して行きます。
ウッディー粘土を水で練って柔らかくし、指で押し付ける様に塗り込みます。
塗った粘土は扇風機の風を当てて乾かします。
耳の形状を製作。
だいぶ仏像っぽくなって来ました。
髪の毛の表現も、仏像らしい感じに整形します。
頭の被り物が、ジンギスカンの鍋の様です。
色んな資料を見てみると、もっと立体感がある様なので、修正します。
頭の線は筋彫りではなく、深い溝の様な仕上げなので、せっかく粘土を持ったのですが、一度削って整形しなおします。
こんな感じで作りながら首の角度を変えたり、仕上げを変えたり、試行錯誤の連続です。
これを繰り返し、納得の行く形状になったら、今度は塗装ですが、鉄の鋳物の様な重々しい仕上げにします。
スタイロフォームの軽い感じに見えない様に仕上げます。
ここからが腕の見せ所です。
続く!