自称米子のプロモデラー

模型、フィギュア、ジオラマを製作するブログ

レトロSFメカを作る part05

2024-07-04 08:58:21 | 模型

こちら山陰は、連日熱帯夜が続いていて、もう夏バテ気味です。

エアコンが24時間回りっぱなしです。

今日も30度以上になりそうですが、「プロテウス号」の製作です。

と言っても本体の製作はほぼ終わりました。

ただ、機体上下の隙間をどうするか?ですが、その前に、アクリルのスタンドを作ります。

これがスタンドの材料です。

5ミリのアクリルを「ミシンのこ」でカットして、切り口を磨き、バフかけしてピカピカにしました。

これを組み立て、

この様な形に接着組み立てしました。

この上の台座に「プロテウス号」を乗せると、

こんな状態で展示できます。

ベース部分にはエッチングに付いていたマークを貼り付けました。

次に、難問のフィギュアです。

色々ネットで探しましたが、1/32スケールのフィギュアが見つかりませんでした。

過去に、このプロテウス号のクルーフィギュアが発売されていた様ですが、もう販売はしていない様なので、これを改造して作ることにしました。

海外製のキットで、「ポーランドの戦車兵」のセットです。

これをそのまま組んで乗せてみると、

やはり小さいですね。

スケールが1/35ですので。

足がペダルに届きません。

仕方がないので、フィギュアを改造します。

体や手足の長さを伸ばす為、1ミリのプラ板をカットした部分に積層して削ります。

白い部分がプラ板を噛ませた部分です。

接着剤が滲み出るくらいにしっかりと接着します。

乾燥後カッターで荒削りした後、ヤスリ、サンドペーパーで形を整えます。

この操縦席に乗っているフィギュアが発注主様です。

他のクルーも同じ様に改造します。

他のクルーフィギュアは、背の高い人、低い人がいるので、想像ですが、お預かりしたご友人の写真から判断して背丈を調整しました。

発注主様以外は全て外国の方なので、顔の彫りもそのまま行けそうです。

発注主様の顔は、日本人らしい顔立ちに削りました。

皆さん若い男性なので、作りやすいですね。

他に、こんなフィギュアも!

高さが15ミリの猫です。

発注主様が飼われている「ロシアンブルー」ですが、かなり太っています。

丸々としたプロポーションで製作です。

素材はエポキシパテで、尻尾は針金です。

これも削って磨きます。

これが全クルーです。

継ぎ目をパテ打ちし、制服の形状も映画のクルーに似せて加工します。

ヘアースタイルが70〜80年代っぽいですね。

メインの操縦席にフィギュアを乗せて光らせると、

こんな感じになります。

これらのフィギュアを丁寧に塗り分けて、さらに機体のデカールを貼ったり、最終の仕上げをします。

完成まであと少し。

続く!