こちら山陰は、連日熱帯夜が続いていて、もう夏バテ気味です。
エアコンが24時間回りっぱなしです。
今日も30度以上になりそうですが、「プロテウス号」の製作です。
と言っても本体の製作はほぼ終わりました。
ただ、機体上下の隙間をどうするか?ですが、その前に、アクリルのスタンドを作ります。
これがスタンドの材料です。
5ミリのアクリルを「ミシンのこ」でカットして、切り口を磨き、バフかけしてピカピカにしました。
これを組み立て、
この様な形に接着組み立てしました。
この上の台座に「プロテウス号」を乗せると、
こんな状態で展示できます。
ベース部分にはエッチングに付いていたマークを貼り付けました。
次に、難問のフィギュアです。
色々ネットで探しましたが、1/32スケールのフィギュアが見つかりませんでした。
過去に、このプロテウス号のクルーフィギュアが発売されていた様ですが、もう販売はしていない様なので、これを改造して作ることにしました。
海外製のキットで、「ポーランドの戦車兵」のセットです。
これをそのまま組んで乗せてみると、
やはり小さいですね。
スケールが1/35ですので。
足がペダルに届きません。
仕方がないので、フィギュアを改造します。
体や手足の長さを伸ばす為、1ミリのプラ板をカットした部分に積層して削ります。
白い部分がプラ板を噛ませた部分です。
接着剤が滲み出るくらいにしっかりと接着します。
乾燥後カッターで荒削りした後、ヤスリ、サンドペーパーで形を整えます。
この操縦席に乗っているフィギュアが発注主様です。
他のクルーも同じ様に改造します。
他のクルーフィギュアは、背の高い人、低い人がいるので、想像ですが、お預かりしたご友人の写真から判断して背丈を調整しました。
発注主様以外は全て外国の方なので、顔の彫りもそのまま行けそうです。
発注主様の顔は、日本人らしい顔立ちに削りました。
皆さん若い男性なので、作りやすいですね。
他に、こんなフィギュアも!
高さが15ミリの猫です。
発注主様が飼われている「ロシアンブルー」ですが、かなり太っています。
丸々としたプロポーションで製作です。
素材はエポキシパテで、尻尾は針金です。
これも削って磨きます。
これが全クルーです。
継ぎ目をパテ打ちし、制服の形状も映画のクルーに似せて加工します。
ヘアースタイルが70〜80年代っぽいですね。
メインの操縦席にフィギュアを乗せて光らせると、
こんな感じになります。
これらのフィギュアを丁寧に塗り分けて、さらに機体のデカールを貼ったり、最終の仕上げをします。
完成まであと少し。
続く!