昨日からアップしている「神殿のジオラマ」ですが、仕事以外の個人さんに作った模型の中では最大の模型になりました。
このジオラマは、アクリルの大型ケースも製作したので1メートルを超える大きさになりました。
梱包も木枠を組んでねじ止めして、一般の宅急便では送れなかったので、運輸会社に持ち込んで運んでもらいました。
今までで一番凝った製作物のジオラマになりました。
そのジオラマですが、試しに手元にあった仏像のフィギュアを並べてみました。
何だかかっこよくなって来ました。
このフィギュアは本来のものでは無く、試しに乗せているだけです。
このジオラマは、青い色合いに仕上げるので、全くイメージは変わります。
まるで深海の神殿の様なイメージになります。
ベースの形状ですが、カッターで切り込みを入れて、粘土ヘラで溝を広げて彫刻しました。
スタイロフォーム表面は丸い頭のハンマーで軽く叩いてでこぼこにしてから木工パテとウッディー粘土を塗ってブラシで叩いてでこぼこにを仕上げました。
神殿独特の柱ですが、エンビのパイプに片段ボールを巻き付け、そのひだに竹ひごを差し込んで補強しました。
そのままだとダンボールのひだが簡単に潰れるので、芯に竹ひごを差し込んであります。
これを部分的に分けて貼り付けて、目地を作りました。
柱に、横の目地が入りました。
他に、柱のベース部分ですが、
物足りなかったので段差を増やしました。
段差を増やして、下地の黒を塗ったら、
こんな感じになります。
4本全部仕上げました。
次に、台座ですが、
台座本体は取引先の「木型屋さん」に作ってもらいました。
MDFと言うおがくずを固めた様な板を加工した物です。
スピーカーのボックスの裏面によく使われている素材です。
その台座を木工パテを塗ってブラシで叩いて石目の様なでこぼこにを作ります。
それに、アクリル5ミリの板にレーザーで彫ってもらったプレートを貼り付けました。
これもドライブラシとウオッシングで仕上げます。
センターの台座にはLEDが内蔵されているので下からライトアップします。
天板には乳白色のアクリルがはめ込んであります。
ここから一気にイメージが変わります。
続く!