自称米子のプロモデラー

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ハルシオン エイリアンフェイスハガーの製作 パート01

2024-07-23 08:38:04 | 模型

今日からまた「ハルシオン製」のキットの製作をアップします。

これはソフビ製の実物大フェイスハガーです。

映画「エイリアン2」のフェイスハガーと思います。

このソフビキットですが、通常のソフビと違い、かなり柔らかい素材で、グニャグニャ曲がります。

そのため、簡単に潰れます。

なにぶん初めての素材だったので接着剤や補強の方法など、色々試行錯誤しました。

なにぶんやわらかいので、ボディーの形状が保てません。

ちょっと引っ張るだけでへこんでしまいます。

そこで、キットの本体にスタイロフォームを削って差し込み、補強しました。

足パーツは差し込み式ですが、固かったので差し込みの部分に切り込みを入れて差し込みました。

接着にはビニール専用の接着剤を使いました。

本体の部分は問題ないのですが、尻尾が柔らかいのに綺麗に曲がりません。

曲げようとすると潰れてしまうので、関節部分に切り込みを入れて、強引に曲げました。

このフェイスハガーは映画の撮影用プロップから型を取って作られたとききましたが、本当かどうかは分かりません。

ただ、ものすごく良くできています。

このフェイスハガーは、映画の「エイリアン2」の物をモデルアップしているようです。

一作目のフェイスハガーとは裏面のデザインが全く違います。

でも、こちらの方がギーガーの元のデザインに近い気がします。

フェイスハガーだけあっても形にならないので、取り憑く顔を作ります。

カツラを展示するマネキンの様なヘッドを作ります。

100きんの店に帽子などを被せられるヘッドが売ってましたが、サイズが子供サイズでかなり小さく、使えなかったのでスタイロフォームで作りました。

いつものようにスタイロフォームを削り出して、「ウッディー粘土」を塗り、表面仕上げをします。

これにフェイスハガーを取り付けますが、

この写真の様に、指先にビスを打ち込み、固定します。

指先部分にはつけ爪が付くので、ネジ頭は隠れます。

尻尾の部分ですが、やはり曲げると潰れるので、スポンジを中にぎゅうぎゅうに詰め込んで、潰れない様にしました。

それでも潰れる場合は、カッターで継ぎ目部分に切り込みを入れて曲げます。

尻尾も途中でねじ止めしてずれない様に固定します。

こうやって取り付けしますが、まだまだ仕上げがあるので、取り外しできる状態にしておきます。(まだ、ねじ止めだけです)

ここから継ぎ目の補修と、本体の塗装、ヘッドの仕上げ、塗装を施します。

そして最後にエイリアンらしい仕上げをします。

これがかなり効果的な演出になります。

続く!