自称米子のプロモデラー

模型、フィギュア、ジオラマを製作するブログ

神殿のジオラマを作る パート04

2024-07-14 08:53:18 | 模型

連日アップしている神殿のジオラマですが、やっと完成です。

このジオラマは、とにかくドライブラシの連続で、筆がどんどん傷んできますので、ホームセンターに売っている安い筆の方が良いでしょう。

筆はやや硬めの毛のものが仕上がりが良い様です。

とにかく面積が広いので根気良く擦ります。

ベース(床部分)の仕上げです。

床部分も黒で下地塗りした後、青でドライブラシします。

根気良く丹念に擦り付けて色を付けます。

全体のバランスを見ながら、色の調整をします。

影になりそうな部分はあまり擦らず、光の当たる部分は、しっかりと擦ります。

徹底的にドライブラシで擦り続けます。

真ん中の部分は、スポットライトが当たっている様な感じに明るくします。

各台座もこの様な仕上がりになりました。

背景のエンブレムも、全部取り付けました。

 

周りのエンブレムも金色に塗装しました。

金色はエナメルのゴールドリーフを使用しました。

台座に付いているプレートの文字に金色を塗ります。

全体の仕上がりをチェックして陰影や、遠近感を意識して、最終のドライブラシを施し、完成しました。

この後、取引先の木型屋さんに作ってもらった大型の展示ケースを塗装し、木枠を組んで梱包し、発注主様に送り出しました。

最初は宅急便に持って行きましたが、大きすぎて扱えませんとの事で、大手の運送会社に持ち込んで送り出しました。

こう言う作業をする時、一番難しいのが出来上がった品物を壊れない様に梱包して送り出す作業です。

運搬中に振動で塗膜面が擦れない様にとか、振動で細かい部分が折れない様にとか、色々やってみて、型枠に完全に固定して動かない様に梱包するのが一番安全と言うことが分かりました。

大きめの箱に発泡スチロールの粒の様な物を入れて、ふんわりした状態で送るのが一番だめと言うことも分かりました。

なので、どんなに揺すぶっても、中身がガサガサ音のする状態ではダメで、全く音がしないくらいにガッチリ固定するのが良い様です。

フィギュアなど透明なブリスターパックに入っていますが、これが一番良い方法と思います。

長々書いて来ましたが、神殿のジオラマの製作はこれで終わります。

使用した材料は大した物では無いのですが、仕上げ次第でどんな形にでもできます。

今、同じ様な神殿のジオラマを再び製作しますが、今までのテクニックを駆使して製作します。

それは、いつかまたアップするか?