前回のブログで、「朽ちたダグラム」の写真をアップしましたが、今回からそのダグラムの製作記事を書きます。
この記事を読めば、「朽ちたダグラム」を作ることが出来る様に細かく説明してみます。
この「朽ちたダグラム」は、物語の冒頭部分にいきなり登場するかなりインパクトの有るシーンです。
このダグラムのポーズですが、キットのままではとうてい出来ないポーズです。
使用したダグラムのキットは、
このヤクトタイプです。
もう数十年前のタカラ製のキットですが、キット自体はかなり良いものです。
素組で組んでも初期のキットよりボリュームが有り、個人的には好きなキットですが、朽ち果てた状態に加工するにはかなりの労力が必要です。
ただ、この記事を読んでいただければ同じようにポーズを取れて、錆の仕上げも真似していただければ前回の写真のダグラムが作れます。
ベースはホームセンターで買ってきた木製の板を使用します。
それでは、製作に入ります。
先ず、足の加工です。
足はキットのままではこの程度しか曲がりません。
なので、太ももの当たる部分のふくらはぎ?部分を大胆にカットします。
金切りノコでザクザク切ります。
この写真で分かると思いますが、かかと?部分もカットします。
右がキットのまま、左がカットした状態。
ここまでカットします。
すると、ここまで足を曲げることが出来ます。
膝の関節はそのまま使用します。
次に、足首部分のピンの入る部分を切り取ります。
ニッパでカットしてヤスリで整えます。
足のパーツを組んで、脚部に当ててみると、
左の状態になります。
右は無加工の状態です。ここまでしか曲がりません。
この加工をもう片方の足にも施します。
先ずはポーズがイメージ通りになるように加工して行き、その後、表面のダメージ加工を施します。
まだまだ先は長い!
続く!
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