いずれ行く道

前の車が急に右レーンに入ったので目の先を見ると、
信号から一歩踏み出した車道で自転車ごと倒れて起き上がれないおじさんを発見。
行き過ぎたところで停車して駆けつけました。
オカンより先に駆けつけたのは若い女性でした。
車を止めてきたようで、やがてそのお友だちも来ました。
おねえさんたちが自転車を起こしオカンが靴を履かせて歩道へ。
「救急車をよびましょうか？」と尋ねると、
「足が悪くてこんなことはしょっちゅうだけ世話ないです」って。

点滅を始めた信号を見て慌てて渡ろうとするので、
もう変わるからと押し留めてね。
大丈夫そうだからそれで別れてきたけどね。
いまはまだ手助けする側だけど、いつかはされる側になるのよねぇ。
その時はやっぱり若い女性がエエなぁ。