「銀座四方堂文具店Ⅳ」上田健次著
威風堂々とした佇まいで、昔ながらの銀座の息づかいを今に残す貴重な文房具店「四宝堂」。
高級なものから手ごろなものまで数多くの文房具を取り扱うこの店には、今日も様々なお客が訪れる──。
血のつながらない娘の婚約祝いに何を贈ればよいか悩む父親に、数十年ぶりの来店を懐かしむ女性など。
ミステリアスな若き店主の宝田硯(けん)が、十人十色の想いを持つお客たちを優しくもてなしていく。
喫茶店「ほゝづゑ」の看板娘・良子の両親の出会いも明かされ、良子のお見合い話を知った硯の心境からも目が離せない。
既刊全巻・重版出来、大好評シリーズ待望の第4弾!
(裏表紙の紹介文)
入院時に映画化された八犬伝を含め本を何冊か買ってきてもらった。
その中に四方堂の一巻目があり、気に入って続編も読みました。
そして今回は第四巻を読了。
いよいよ硯ちゃんは良子ちゃんに……
しかも良子ちゃんのパパに後押しされる形とは🤗
心温まる物語もさることながら二人の行く末を歯噛みしながら見ている近所のオバチャン……
いやオバアチャンとして見守っていたのはこのワタシです。