オカンとワンコ

過去と他人は変えられない 自分と未来は変えられる

お鳥見女房のお陰様

2022年01月03日 20時07分29秒 | オカンのつぶやき
昨日は壱号母子とミャーコさん一家が集まりましてね。
夜勤明けのオジジは上機嫌でしたわ。
このパターンも恒例になりました。
今日は映画を観に行ったあと、またオカン宅に戻って昼ごはんを共にし、
ひとしきり思い出話に興じたあとに、それぞれ帰っていきました。
来て良し去(い)んで良し、無事にアラシが去りました。
去年は、アッ君が側溝に落ちて大騒ぎしましたけどねぇ。

今回、可笑しかったのはミャーコさんパパが里芋の煮付けをえらく気に入ってね。

おかーさん、里芋が美味しいです。
オネーサン、食べてみて。
美味しいですから!
ミャーコ、食べてごらん!

とすすめるのですよ。
大晦日に食べたオット!も気に入った様子で、
これはもう無いのか?と聞きますでね、昨日また一鍋煮たのです。

実はかぶれるのでオカンは里芋が嫌いなの。
今回、なぜ美味しく出来たのか。
その理由はね、
諸田玲子のお鳥見女房シリーズをふと思い出したから。
「煮汁が焦げ付く寸前まで煮詰めた里芋が御父上の好物」
という一節です。

かぶれないよう里芋の下処理をいろいろ試してみた結果、
沸騰した湯に生の里芋をチャポンと入れ、
竹串を刺してみて皮のすぐ下で止まる程度にゆでましてね。
それを冷たい水に放って手で皮を剥きます。
硬いところは包丁を使います。
あとは味付けして煮るのですけど、煮汁が少なくなって、
もう少しで焦げる!ってとこまで我慢して火を止めました。

いつもサラッとした味付けなのですけど、
やっぱり気合を入れて作ると美味しい物ができるのかな。
だったらオカンは普段、エライ手抜きをしとる事になりますな。
新年最初の反省ですわ。