昨日は壱号母子とミャーコさん一家が集まりましてね。
夜勤明けのオジジは上機嫌でしたわ。
このパターンも恒例になりました。
今日は映画を観に行ったあと、またオカン宅に戻って昼ごはんを共にし、
ひとしきり思い出話に興じたあとに、それぞれ帰っていきました。
来て良し去(い)んで良し、無事にアラシが去りました。
去年は、アッ君が側溝に落ちて大騒ぎしましたけどねぇ。
今回、可笑しかったのはミャーコさんパパが里芋の煮付けをえらく気に入ってね。
おかーさん、里芋が美味しいです。
オネーサン、食べてみて。
美味しいですから!
ミャーコ、食べてごらん!
とすすめるのですよ。
大晦日に食べたオット!も気に入った様子で、
これはもう無いのか?と聞きますでね、昨日また一鍋煮たのです。
実はかぶれるのでオカンは里芋が嫌いなの。
今回、なぜ美味しく出来たのか。
その理由はね、
諸田玲子のお鳥見女房シリーズをふと思い出したから。
「煮汁が焦げ付く寸前まで煮詰めた里芋が御父上の好物」
という一節です。
かぶれないよう里芋の下処理をいろいろ試してみた結果、
沸騰した湯に生の里芋をチャポンと入れ、
竹串を刺してみて皮のすぐ下で止まる程度にゆでましてね。
それを冷たい水に放って手で皮を剥きます。
硬いところは包丁を使います。
あとは味付けして煮るのですけど、煮汁が少なくなって、
もう少しで焦げる!ってとこまで我慢して火を止めました。
いつもサラッとした味付けなのですけど、
やっぱり気合を入れて作ると美味しい物ができるのかな。
だったらオカンは普段、エライ手抜きをしとる事になりますな。
新年最初の反省ですわ。