このブログ、実に一週間も放置しておりましたな。
暑い暑いとぼやいていたら月がかわって一気に冷え込むって、どゆこと?
足先が冷えて目が覚めます。
朝ドラ「虎に翼」が終わり、心ぽっかり穴あき状態でしてね。
そこへ先週末、録り溜めしていた浅田次郎原作の
「母の待つ里」というドラマを四話続けて見ましてね。
心の隙間が半分埋まった感じです。
ドラマの中で母が作った「ひっつみ」という郷土料理を見て昔の出来事を思い出した。
オカン母はもてなし上手で、特に仲良しのオバチャンが三人。
午前午後どちらかに我が家に集まってお茶しておりました。
そのうちの一人のオバチャンが「ふと食べたくなったから作った」と、
鍋いっぱいのすいとんを持ってきて振る舞ってくれたんです。
戦時中の食べ物として記録の中でしか知らないオカン。
珍しがって食べたのですけどね、その後お腹をこわしてえらかった。
(この場合のえらいはしんどいという意味です)
えらいもん食べちゃったと泣く思いでした。
(この場合のえらいはとんでもないという意味です)
皆すでに彼岸に渡ってしまった。
あっちでも仲良しなんだろうなと思うのです。
ところでその人たちが眠っているであろう花見潟墓地を放送するそうです。
10月4日金曜日、夜10時、今夜ですよ。