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チラシの裏

ウルトラマンメビウス

2006年05月30日 | アニメ・特撮
松竹「ウルトラマン」にくらべ「ウルトラマンメビウス」は痛快ですね。

手前に鳥居のミニチュアを置いて、そのむこうで怪獣とウルトラマンが戦うアングルや、動きにメリハリがあって重量感と巨大さが伝わってくるところは往年の東宝怪獣映画(「地球防衛軍」「地上最大の決戦」とか)の雰囲気が良く出ていて、アドレナリンが噴出。

しかもクルーガイズ(防衛隊)のキャラ構成が青春学園ドラマを下敷きにしていますよね。まさに「飛び出せ!青春」。スポーツはサッカーだし。
サブ主役リュウ(ニヒル系)とイカルガ・ジョージ(イケメンコワモテだが実はボケキャラ)はたとえば石橋正次&剛たつひと、体面だけ考えている教頭先生(穂積隆信)とその腰ぎんちゃくの教務主任(柳生博)の役まわりがトリヤマ補佐官にマル秘書。マドンナ教師酒井和歌子の役は総監代行ミサキ・ユキ女史、秀才中尾洋一君の役はテッペイ君。お、するとお色気の森下真樹の役はマリナ隊員か? 肝心の村野武範役は誰っていうことに...

それはそれとして、過去の怪獣たちに新しい価値を付加して登場させる手法は、オジサンにもうれしいですねえ。ツインテールとグドンですから。

テッペイ君の背後にタッコング、ゴモラのフィギュアがさりげなく置いてあるのに気づきましたか。わざとでしょうけれど。
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