中村融のアンソロジーもここまで来たら、
「世界短編傑作集」(乱歩編纂のアレ)のSF版的な存在になっていかないだろうか。
中村融にはがんばっていただきたい。買いますから。
人類と未知の宇宙生物との遭遇がテーマの短編は、
中村融の書くように「SFミステリ的」な展開を持つことが多い。
「なぜそんなことをするのか」という人類がわのギモンに、
意外(でもないこともあるけれど)な理由が明らかになったときの衝撃を著者が仕込んでいる。
そう考えると最後に収録されている
「黒い破壊者」(「宇宙船ビーグル号」の冒頭エピソード)の斬新さが浮き出るわけで、
宇宙生物の視点で描かれる人類のひ弱さと狡猾さ、という点に
いつのまにかケアルに感情移入してしまう自分に気づく。
さらに、日本人考古学者カリタ、にどうしても「黒のもんもん組」を連想してしまうのは・・・
※どっちがカリタでしたっけ
マッケナ「狩人よ、故郷へ帰れ」は生物学仕様ダイアスパーか?
J・ヴァンス「海への贈り物」はあまりヒネられていないファースト・コンタクトもの。
ヤング「妖精の棲む樹」に出てきた「ハハハ鳥(という名の鳥)」が吾妻ひでお的キャラでお気に入り。
「世界短編傑作集」(乱歩編纂のアレ)のSF版的な存在になっていかないだろうか。
中村融にはがんばっていただきたい。買いますから。
人類と未知の宇宙生物との遭遇がテーマの短編は、
中村融の書くように「SFミステリ的」な展開を持つことが多い。
「なぜそんなことをするのか」という人類がわのギモンに、
意外(でもないこともあるけれど)な理由が明らかになったときの衝撃を著者が仕込んでいる。
そう考えると最後に収録されている
「黒い破壊者」(「宇宙船ビーグル号」の冒頭エピソード)の斬新さが浮き出るわけで、
宇宙生物の視点で描かれる人類のひ弱さと狡猾さ、という点に
いつのまにかケアルに感情移入してしまう自分に気づく。
さらに、日本人考古学者カリタ、にどうしても「黒のもんもん組」を連想してしまうのは・・・
※どっちがカリタでしたっけ
マッケナ「狩人よ、故郷へ帰れ」は生物学仕様ダイアスパーか?
J・ヴァンス「海への贈り物」はあまりヒネられていないファースト・コンタクトもの。
ヤング「妖精の棲む樹」に出てきた「ハハハ鳥(という名の鳥)」が吾妻ひでお的キャラでお気に入り。
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