昔なつかしいスペースオペラ。
とはいえ、いまのSFが失ってしまったものがいっぱい詰まっています。
地球帝国(というのがまた)きっての切れ者諜報部員(というのがまたなんとも)のサー・ドミニック・フランドリイ大佐の華麗なる冒険。
金持ちで、
地位があって、
仕事ができて眉目秀麗。
もてないはずがありません。行く先々で純情な娘から貴族のマダムまで篭絡する色男。解説にはジェームズ・ボンドとも書いてありますが、もっと古いタイプのエスピオナージュだと思います。
大佐の執事が「チャイヴス」という名前で、ウッドハウスの「ジーヴス」のパロディであるとすると、やはり20世紀初頭の「外套と短剣」を宇宙へ持っていったと、みるほうが素直ではないでしょうか。
けっこう面白いです。続編期待。
とはいえ、いまのSFが失ってしまったものがいっぱい詰まっています。
地球帝国(というのがまた)きっての切れ者諜報部員(というのがまたなんとも)のサー・ドミニック・フランドリイ大佐の華麗なる冒険。
金持ちで、
地位があって、
仕事ができて眉目秀麗。
もてないはずがありません。行く先々で純情な娘から貴族のマダムまで篭絡する色男。解説にはジェームズ・ボンドとも書いてありますが、もっと古いタイプのエスピオナージュだと思います。
大佐の執事が「チャイヴス」という名前で、ウッドハウスの「ジーヴス」のパロディであるとすると、やはり20世紀初頭の「外套と短剣」を宇宙へ持っていったと、みるほうが素直ではないでしょうか。
けっこう面白いです。続編期待。
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