いつか英国日記

英国を中心とした靴、鞄、時計、その他ファッションに関するブログ

ルイス島のセーター

2012-01-07 06:23:49 | カジュアル
スコットランド西部
アウター・ヘブリディーズ諸島の最も大きな島ルイス島。
ここで織られるハリスツイードは
このブログでも何回か登場していますが
そのハリスツイードが織られる毛糸を使って
編んでもらったセーターです。

こちらが原毛。



冒頭の写真だと本当の色が出ていませんが
こちらが最も実際の色合いに近いと思います。

編んでいただいたのは
ハリス島BARVASのアンジェラさんという
年配の女性の方。
タグにもお名前が入っていますね。



実はこのセーター
最近親しくしてもらっている
T原さん経由でオーダーしたモノです。
T原さんはプロも驚く英国通の方で
スーツやジャケット、靴などを
直接英国に行き、ビスポークされている
趣味人の方。
最近はヨークシャーに行かれたとの事です。

さて、そのセーターですが
色目と編み目がもっと分かるのは
下の写真ですが、リブ編みで色は鮮やかな
パープルです。



かなり厚手でこれ1枚着れば
東京では大丈夫ではないかと思う程の
保温性です。
重さを量ってみたところ
何と900gありました。
かなりの目付ですね~。

そして袖口。
しっかり丁寧に編み込まれています。



ネック周りと袖付け部分。



襟はクルーネック
袖はラグラン状に編まれています。
そのせいか、とても着やすく
厚手にもかかわらず
とても動きやすいです。
ネック部分には襟が伸びないよう
補強の糸が入っています。

さて、このセーター
オーダーの際、ポイントとなる部分を
自分で採寸します。
一番良いのは、お気に入りのセーターを
基準に+ーしていくと
失敗する可能性が低いです。

そして今回のセーターも
着てみるまでは不安でしたが
サイズはピッタリでした。

さて、このセーターなら
真冬はこの上に直接アウターでイイと思います。

コーディネイトとしては
合わせるトラウザースは
コーデュロイ又はモールスキン。
アウターはブルゾン系もイイですが
カバートコートとかでもイイと思います。
靴はスエードチャッカかな、、、

このセーター
来冬も是非お願いしたいと思います。

T原さん
ありがとうございました。