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Ⅹ.日本経済の予測(2023年の国際情勢予測):230111情報
今年の日本経済に対する専門家の予測です。
日本経済ですが、これは残念なことに非常によくありません。はっきり言うと岸田政権はもう増税、増税、増税路線ですね。財務省の言うことしか聞いておりません。せっかく防衛費を増大する、GDPの2%までするんだという決断。安倍政権の決断を受け継いでくれた。そこはよかったんですが、経済がよくないところに増税路線を持ち出してきた。
そしてむしろ国防費の増大を理由として、国防費を増大するんだから、増税は当然だろうという形で増税を国民に飲ませようとしている。国防費の増大。これは国家の安全、国民の安全のために絶対的に必要なことです。
私も早くからGDPの2%が国防費であるというのは世界の常識だよ。NATOの常識で2%にしなきゃだめだという議論を強力にこの数年行ってきました。それが実現するとは大変うれしいことです。しかし、それを理由にして、財務省の謀略によって、だからこそ、国民は今増税を受け入れなければならないと、岸田政権は持っていってるわけです。
これは別に一時的に国防国債を発行して、この増税分も一時的に先回しにするということは十分にあり得ます。
そして、国債というものは発行しても、経済全体が成長していけば、それで返せますから、国の借金の比率というものは、国の経済規模、GDPが大きくなれば小さくなっていくわけですから、同じ額の借金があってもそんなに怖いことはありません。
日本はむしろ国債を出しても、国の借金を増やしても、経済を増やすという政策をこの20年とれなかったために、この20年間いや30年間経済がずっと停滞しているわけです。GDPがほとんど増えていません。
ヨーロッパやアメリカはGDP全体で増えています。それはそういう政策をとったからです。借金が増えても、経済全体を伸ばすためには必要なんだ。あるいは経済全体が伸びていれば、国の借金が増えても問題ないんだというバランス感覚があったから、ヨーロッパの経済は伸びた。
我々が馬鹿にしているイタリア、スペインだって、日本経済よりはるかにこの20年30年の間に伸びています。そしてアメリカ経済も同様です。
日本は財政規律にこだわるあまりこの30年、経済が伸びていません。全く同じことをやろうとしています。ただでさえ武漢コロナでまだ完全にその危機を脱したわけではない日本経済が苦しい、そしてウクライナ戦争で苦しい、源の値段も上がってきた。そういうところに増税をぶつけてくるというわけですから、有り得ない非常識な経済政策です。日本がマイナス成長に陥るのは間違いないでしょう。
残念ながら、こういう時に岸田政権という財務省言いなり政権が、増税一辺倒政権が存在するということは、本当に日本国民にとって不幸なことです。しかし、岸田さんはもう粘りに粘るでしょうから、この増税路線を定着させようとして頑張るでしょう。
財務省としては岸田政権が潰れたところで代わりはいる。岸田さんに頑張ってもらって、増税をやってもらえればありがたいと。そもそも岸田さんは何で総理大臣になれたんですかと。財務省の支援があったからでしょう、ということで財務省側とすれば、岸田政権を使い潰してもいいから増税路線を定着させる。そういう腹でしょう。
岸田さんとしても総理総裁になるという目標を達成してしまったんですから、あとは彼にとっての小さな大義である増税路線が定着させられれば、それに成功すれば岸田路線がつぶれてもいいんだというような腹のくくり方はしていると思います。
岸田政権の寿命を延ばすために、財務省の増税路線と戦うということを彼は絶対しないでしょう。ここら辺の背景、岸田さんの周りの人間的な関係、親戚関係、姻戚関係とかについても、岸田さんが完全なこの財務省の言いなり政治家であるということは明らかです。
コロナの制圧も完全な訳ではない中での増税路線。そしてウクライナ戦争の悪影響が続いていく中での増税路線ですから、日本経済はマイナス成長に恐らくなるでしょう。
そしてマイナスにならないまでもゼロ成長、極めて成長率が低い経済で苦しむと、当然株価もよくない。当然、株価も順調に値上がりするということはちょっと考えられないと。長いこと日経平均3万円の壁が越えられていません。1989年12月、3万8900円だった日経平均ですね。これはもう長いこと破られていません。
もう33年ということになります。ワンジェネレーションの株価が抜けないというわけですから、いかに日本の経済が悪かったかということです。そして、その悪い経済は残念ながら継続するということです。
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