24日、25日と厚生委員会の視察で富山県へ行ってきました。
富山市では全国的に有名な「富山型デイサービス」
南砺市では「地域包括医療ケア」
これがテーマです。
初日は富山市へ。
年齢や障害の有無にかかわらず、誰もが一緒に身近な地域でデイサービスを受けられる場所
、それが「富山型デイサービス」
高齢者も障がい者も子どもも一緒。ここが大きな特徴。
富山型デイサービスは、平成5年7月、惣万佳代子さん、西村和美さんら3人の看護師が県内初の民間デイサービス事業所「このゆびとーまれ」を創業したことにより誕生しました。
「小規模」
「多機能」
「地域密着」 ここも特徴の一つです。
利用定員が15~18人であって、一般住宅を基礎としているので、
家庭的な雰囲気がたもたれ、また、住宅地のなかに
あるので、地域との交流も図られています。
「デイケアハウスにぎやか」と「このゆびと~まれ」の2施設を
時間をかけて視察させていただきました。
「デイケアハウスにぎやか」では利用者さんが
施設の説明をしてくださいました。
富山型デイサービスでは「利用者さんがスタッフの手伝いをするなど
「当たり前の生活」があり、
個々人の時間や、個性に合わせたきめ細かい介護を提供するなど
「普通の生活時間」を過ごすことができることに、賛同!
高齢者の方が赤ちゃんとふれあううちに症状もよくなるなど
様々な効果があるそうです。
「このゆびと~まれ」では創設者のひとり、
副代表の西村さんからじっくりとお話しを伺いました。
惣万さん、西村さんが病院に勤務していた時、退院許可が出たお年寄りが、「家に帰りたい」と泣いている場面をたくさん見てきたことから、家庭的な雰囲気のもとで、ケアを必要とする人たちの在宅を支えるサービスを提供したいと考え、様々な苦労を乗り越えて、
開設したそうです。
「いま困っている目の前の人をほうっておけません」
西村さんの言葉。
重く、そしてその「熱い想い」が伝わりました。
(退職金を全て、この施設につぎ込んだ・・・・!そして
施設内で生活していらっしゃる!)
富山型デイサービスをそのまま、羽村市に
展開・・・・・は地域性、住民の気質などなど難しいと思います。
けれど
「一人ひとり」の「個性」を大事にする「介護」そして
「医療」との「壁」をとりはらって、連携していくことの
必要性を強く感じました。
その思いをもって翌日は南砺市へ。
「医療」と「介護」が見事に連携されている「地域包括ケア」に
驚きました。
南砺市は高齢化率約35%。
そして平成の大合併により、人口は約52000人であるのに
行政面積は668.4平方キロメートル!!
羽村市が約9.90ですから・・・
医師会、そして介護現場での連携をはかり
地域住民を巻き込んだ「医療・介護連携事業」は勿論、
市立、公立病院で研修医を積極的い受け入れています。
勿論、24時間随時訪問看護・介護も山村部までいきわたっています。
羽村市、西多摩にはまだまだ(どころか・・・とほほ)不足している
24時間随時対応訪問介護看護。。。
これからの高齢化社会を見据えると、私は不安になります。
南砺市の取組みは参考にさせていただき、更に研究を
進め、働きかけをしていかねば・・・・と思いました。
対応してくださった、事業所の皆さま、そして市役所の皆さま
心から感謝申し上げます。
ありがとうございました。
富山市では全国的に有名な「富山型デイサービス」
南砺市では「地域包括医療ケア」
これがテーマです。
初日は富山市へ。
年齢や障害の有無にかかわらず、誰もが一緒に身近な地域でデイサービスを受けられる場所
、それが「富山型デイサービス」
高齢者も障がい者も子どもも一緒。ここが大きな特徴。
富山型デイサービスは、平成5年7月、惣万佳代子さん、西村和美さんら3人の看護師が県内初の民間デイサービス事業所「このゆびとーまれ」を創業したことにより誕生しました。
「小規模」
「多機能」
「地域密着」 ここも特徴の一つです。
利用定員が15~18人であって、一般住宅を基礎としているので、
家庭的な雰囲気がたもたれ、また、住宅地のなかに
あるので、地域との交流も図られています。
「デイケアハウスにぎやか」と「このゆびと~まれ」の2施設を
時間をかけて視察させていただきました。
「デイケアハウスにぎやか」では利用者さんが
施設の説明をしてくださいました。
富山型デイサービスでは「利用者さんがスタッフの手伝いをするなど
「当たり前の生活」があり、
個々人の時間や、個性に合わせたきめ細かい介護を提供するなど
「普通の生活時間」を過ごすことができることに、賛同!
高齢者の方が赤ちゃんとふれあううちに症状もよくなるなど
様々な効果があるそうです。
「このゆびと~まれ」では創設者のひとり、
副代表の西村さんからじっくりとお話しを伺いました。
惣万さん、西村さんが病院に勤務していた時、退院許可が出たお年寄りが、「家に帰りたい」と泣いている場面をたくさん見てきたことから、家庭的な雰囲気のもとで、ケアを必要とする人たちの在宅を支えるサービスを提供したいと考え、様々な苦労を乗り越えて、
開設したそうです。
「いま困っている目の前の人をほうっておけません」
西村さんの言葉。
重く、そしてその「熱い想い」が伝わりました。
(退職金を全て、この施設につぎ込んだ・・・・!そして
施設内で生活していらっしゃる!)
富山型デイサービスをそのまま、羽村市に
展開・・・・・は地域性、住民の気質などなど難しいと思います。
けれど
「一人ひとり」の「個性」を大事にする「介護」そして
「医療」との「壁」をとりはらって、連携していくことの
必要性を強く感じました。
その思いをもって翌日は南砺市へ。
「医療」と「介護」が見事に連携されている「地域包括ケア」に
驚きました。
南砺市は高齢化率約35%。
そして平成の大合併により、人口は約52000人であるのに
行政面積は668.4平方キロメートル!!
羽村市が約9.90ですから・・・
医師会、そして介護現場での連携をはかり
地域住民を巻き込んだ「医療・介護連携事業」は勿論、
市立、公立病院で研修医を積極的い受け入れています。
勿論、24時間随時訪問看護・介護も山村部までいきわたっています。
羽村市、西多摩にはまだまだ(どころか・・・とほほ)不足している
24時間随時対応訪問介護看護。。。
これからの高齢化社会を見据えると、私は不安になります。
南砺市の取組みは参考にさせていただき、更に研究を
進め、働きかけをしていかねば・・・・と思いました。
対応してくださった、事業所の皆さま、そして市役所の皆さま
心から感謝申し上げます。
ありがとうございました。