この年末年始は約30年ぶり?の8連休。
しかも、12年ぶりに民族大移動からも解放。
自宅でのんびりし、ときどき街へおでかけ。
(帰省途中の友人に寄り道してもらって、以前から行きたかったカフェにも行った)
思えば、長い勤め人ライフの殆どは年末ギリギリまで働き、正月も3日から働くというパターン。
一度だけ、システムのテストに立ち合いで正月2日に手作りお節3段重箱を下げて出勤もしたっけ。
まぁ、民族大移動しなかったのは仕事が立て込んでいた年ぐらい。
ん? 1回か2回は年末年始6連休を自宅でボーっと過ごしたこともあったっけ。
ここ10年は非常にタイトなスケジュールで両親に不満をぶつけられながらの帰省で
「なんでこんなに怒られてまで往復しなきゃならないの?」と理不尽に感じながらの年末年始だった。
で、やっと自立を果たした年末年始。
久しぶりに丘に登って初日の出。
以前はてっぺんまで行ったが、今回は8合目。
もしかすると頂上よりも良い眺めかも。
そういえば富士山からの日出も頂上より8合目から見た方がよかった。
何事も「上から見た方がベスト」というわけではない、ということか。
振り返れば朝陽を浴びた富士山が。
帰宅してオリジナルお節料理の祝い膳とお雑煮。
実は夜バージョン。
自分でお雑煮を作ったのは初めて。
大晦日に根菜4種をせっせと刻み、と冷凍しておいたシメジと油揚げに出世魚の鰤を入れて作った。
これに焼いた丸餅を入れたら、リッパな「お雑煮」になる。
やってみてわかった。
「これは正月に料理の手間を省く先人の知恵だ」。
おせち料理も料理をしないですむように日持ちがして、しかも縁起が良い語呂合わせ物を作る。
お雑煮も縁起物には違いないけど、餅は保存食だ。
餅に火を通して柔らかくして汁物に入れるだけで、「ご飯」の代わりになる。
つまり、炊飯の手間が省けるということだ。
なるほどねぇ。
この歳になっても発見があるとは。
だから、人生はおもしろい。
てか、とりあえずやってみなきゃ、どうなるかなんてわからない。
前に進む意欲を失わずに今年も生きたい。
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