開館50周年記念名品展『陶芸の美 日本・中国・朝鮮』
五島美術館 ※8月8日(日)まで
比較的よく訪れる美術館なので、一昨年から友の会(美の友会)に入っている。
年会費のモトは取れていると思う。
美術館の性質上、故・五島慶太氏のコレクションの収蔵と公開を主としていることもあり、
今回のような収蔵品の展示だと、さすがに“見慣れたもの”が多くなる。
でも、飽きさせないのがこの美術館の魅力
今回も久しぶりに古伊賀水指「破袋」(重文)が観られて満足。
初めてみた時は“偶然の産物”にしか見えなかった。
が、この1月の川喜田半泥子展(→こちら)に出ていた『欲袋』を観て、
「もしかして、作為的にねらった?」なんて疑念が出てきたりして。
そう思いながら改めて鑑賞すると、作為的にこんな形にしたようにしか見えなくて
(永遠のナゾ、ですけどネ)
黄瀬戸立鼓花生(銘「ひろい子」)は先月の読売新聞『山田芳裕の茶道具愛』で紹介されてた。
数少ない初見。
同じ黄瀬戸立鼓花入はサンリツ服部美術館でも見ているけれど、こちらの方が小ぶりでキレイだなと思った。
他の鼠志野、染付香合の辻堂、のんこう茶碗、砧青磁の花入、乾山の向付etc.
“おなじみ”なんだけど、こちらも鑑賞のツボがちょっとずる深くなっていることから、
見る視点もかわって、別物を鑑賞しているような気がした。
この冬から2年間休館しちゃうので、しばしの名残を惜しむような気分で鑑賞した。
【過去の五島美術館訪問記】
2010年1月 「館蔵 茶道具取合せ展」→こちら
2009年6月 特別展 茶の湯を彩る食の器『向付(むこうづけ)』 →こちら
2009年6月 特別展「松浦家とオランダ残照」 →こちら
2009年5月 『水墨画・古筆と陶芸』 →こちら
2009年2月 『館蔵 茶道具取合せ展』&茶室見学 →こちら
2008年11月 特別展「古渡り更紗 江戸を染めたインドの華」→こちら
2008年10月 『絵画・墨跡と李朝の陶芸』 →こちら
2008年6月 美術講座『古渡り更紗を楽しむ 第3回「茶の湯と更紗」』 →こちら
2008年2月 『中国の陶芸展』 →こちら
2007年12月 『館蔵 茶道具取合せ展』 →こちら
2007年11月 特別展『芦屋釜の名品』 →こちら
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初めてみた時は“偶然の産物”にしか見えなかった。
が、この1月の川喜田半泥子展(→こちら)に出ていた『欲袋』を観て、
「もしかして、作為的にねらった?」なんて疑念が出てきたりして。
そう思いながら改めて鑑賞すると、作為的にこんな形にしたようにしか見えなくて
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黄瀬戸立鼓花生(銘「ひろい子」)は先月の読売新聞『山田芳裕の茶道具愛』で紹介されてた。
数少ない初見。
同じ黄瀬戸立鼓花入はサンリツ服部美術館でも見ているけれど、こちらの方が小ぶりでキレイだなと思った。
他の鼠志野、染付香合の辻堂、のんこう茶碗、砧青磁の花入、乾山の向付etc.
“おなじみ”なんだけど、こちらも鑑賞のツボがちょっとずる深くなっていることから、
見る視点もかわって、別物を鑑賞しているような気がした。
この冬から2年間休館しちゃうので、しばしの名残を惜しむような気分で鑑賞した。
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2009年6月 特別展「松浦家とオランダ残照」 →こちら
2009年5月 『水墨画・古筆と陶芸』 →こちら
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2008年10月 『絵画・墨跡と李朝の陶芸』 →こちら
2008年6月 美術講座『古渡り更紗を楽しむ 第3回「茶の湯と更紗」』 →こちら
2008年2月 『中国の陶芸展』 →こちら
2007年12月 『館蔵 茶道具取合せ展』 →こちら
2007年11月 特別展『芦屋釜の名品』 →こちら
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