★野村美術館 サイトSIX
リニューアルオープン記念 開館35周年名品展『茶の湯の美・能楽の美・日本の美』
※9月8日(土)~12月9日(日) 前期)9月8日(土)~10月21日(日) 後期)10月23日(火)~12月9日(日)
改装のため、しばらく休館していた野村美術館。
訪れるのは2016年5月以来だから、ちょうど2年半ぶり。
表側は特にリニューアル前と変わった印象が感じられなかった。
なので、いつも通り扉を開けて、ギョッ!
あ、靴を脱がなくてよくなってる~ そのまま絨毯敷きになってる~
これはかなりビックリ。
もっとも、野村美術館のスリッパは滑りがよくて、階段の昇降の際は脱げそうになって難儀していたので靴のまま入れるのは有難い。
展示室内でもスリッパを脱ぐスペースがあったけれど、それもなくなっていた。
展示室内は若干狭くなったような? それと照明は暗くなった。展示品保護で照明を落としたのでしょう~
リニューアル記念で野村美術館を代表するオールスターのラインナップ。
円山応挙の高砂図に与謝蕪村の屏風絵。
道入の向獅子香炉「極楽」はかわいい。初見かなぁ。
茶道具はお馴染み。
青磁の珠算玉花入、西村道冶作の卍地文切合風炉釜。風炉は釜を懸ける立ち上がりが卍模様、膨らんだとことには桜の透かし模様。釜の摘みもいい。
南蛮毛織(モール)抱桶水指。足利義政も所持した、もとはペルシャの王様が抱いて暑さをしのいだもの。
水指ではなく、本来の用途で使ってみたい。
なかなかお目にかかる機会がなかった上杉瓢箪(茶入)、明智光秀が所持したかもしれない坂本井戸茶碗、秀吉の茶杓。
歴史ものの小説を読んでいるみたい。
反対側は秋の京焼茶碗と手鉢。
永楽保全に尾形周平、仁阿弥道八。
茶室スペースは千利休筆の「妙」。
宗拙作の竹一重切花入「丹頂」
西村九兵衛の切合風炉はあまりよく見えなかったけれど、仁清の色絵菊花文の水指はステキだった。
他はね、光琳の茶器、長次郎の赤楽茶碗、有楽斎の茶杓~って、よく見えなかった。残念。
真ん中のケースは百人一首に硯箱
楽旦入の楽尽茶箱。茶碗、茶巾筒はもちろん、茶器も楽焼。
ただ、肝心の茶箱がない~ どんな箱に収まっていたのかがメッチャ気になった。
地階はお能の関係。得庵さんが演じた時の衣装もあった。
こちらはよくわからないので、一通り見た程度。
階段から上がって、やっとリニューアルされたなぁという実感がわいた。
佐竹本の三十六歌仙図「紀友則」は後期の展示なんだねぇ。
次は来春になるかなぁ。
★野村美術館バックナンバーリスト
2016年5月 『清風明月 -祥瑞と古染付の世界-』
2016年5月 『書を愛でる 茶の湯の掛物』(後期)
2015年10月 『没後70年 野村得庵展 -ある近代数寄者の軌跡-』(前期)
2015年3月 『高麗茶碗』(前期)
2014年11月 『大名道具の世界 -茶の湯と能楽-』(後期)
2014年9月 『大名道具の世界 -茶の湯と能楽-』(前期)
2014年5月 『利休・剣仲・織部の時代―天正から慶長の書と茶陶―』(後期)
2013年10月 『開館30周年記念名品展』(後期)
2013年3月『茶人のあそび心 形物香合番付の世界』(後期)
2012年11月『茶碗 名碗展』(後期)
2012年3月『「かな」の美」』(前期)
2011年12月『錦秋のころ』(後期)
2011年10月『錦秋のころ』(前期)
2011年5月『唐物』(前期)
2010年11月『一楽 二萩 三唐津』(後期)
2009年11月『楽家の歴代展』(後期)
2008年10月『開館25周年記念 館蔵名品展』(前期)
2008年5月『高麗茶碗への挑戦』(後期)
2007年11月『懐石のうつわ』展(後期)
リニューアルオープン記念 開館35周年名品展『茶の湯の美・能楽の美・日本の美』
※9月8日(土)~12月9日(日) 前期)9月8日(土)~10月21日(日) 後期)10月23日(火)~12月9日(日)
改装のため、しばらく休館していた野村美術館。
訪れるのは2016年5月以来だから、ちょうど2年半ぶり。
表側は特にリニューアル前と変わった印象が感じられなかった。
なので、いつも通り扉を開けて、ギョッ!
あ、靴を脱がなくてよくなってる~ そのまま絨毯敷きになってる~
これはかなりビックリ。
もっとも、野村美術館のスリッパは滑りがよくて、階段の昇降の際は脱げそうになって難儀していたので靴のまま入れるのは有難い。
展示室内でもスリッパを脱ぐスペースがあったけれど、それもなくなっていた。
展示室内は若干狭くなったような? それと照明は暗くなった。展示品保護で照明を落としたのでしょう~
リニューアル記念で野村美術館を代表するオールスターのラインナップ。
円山応挙の高砂図に与謝蕪村の屏風絵。
道入の向獅子香炉「極楽」はかわいい。初見かなぁ。
茶道具はお馴染み。
青磁の珠算玉花入、西村道冶作の卍地文切合風炉釜。風炉は釜を懸ける立ち上がりが卍模様、膨らんだとことには桜の透かし模様。釜の摘みもいい。
南蛮毛織(モール)抱桶水指。足利義政も所持した、もとはペルシャの王様が抱いて暑さをしのいだもの。
水指ではなく、本来の用途で使ってみたい。
なかなかお目にかかる機会がなかった上杉瓢箪(茶入)、明智光秀が所持したかもしれない坂本井戸茶碗、秀吉の茶杓。
歴史ものの小説を読んでいるみたい。
反対側は秋の京焼茶碗と手鉢。
永楽保全に尾形周平、仁阿弥道八。
茶室スペースは千利休筆の「妙」。
宗拙作の竹一重切花入「丹頂」
西村九兵衛の切合風炉はあまりよく見えなかったけれど、仁清の色絵菊花文の水指はステキだった。
他はね、光琳の茶器、長次郎の赤楽茶碗、有楽斎の茶杓~って、よく見えなかった。残念。
真ん中のケースは百人一首に硯箱
楽旦入の楽尽茶箱。茶碗、茶巾筒はもちろん、茶器も楽焼。
ただ、肝心の茶箱がない~ どんな箱に収まっていたのかがメッチャ気になった。
地階はお能の関係。得庵さんが演じた時の衣装もあった。
こちらはよくわからないので、一通り見た程度。
階段から上がって、やっとリニューアルされたなぁという実感がわいた。
佐竹本の三十六歌仙図「紀友則」は後期の展示なんだねぇ。
次は来春になるかなぁ。
★野村美術館バックナンバーリスト
2016年5月 『清風明月 -祥瑞と古染付の世界-』
2016年5月 『書を愛でる 茶の湯の掛物』(後期)
2015年10月 『没後70年 野村得庵展 -ある近代数寄者の軌跡-』(前期)
2015年3月 『高麗茶碗』(前期)
2014年11月 『大名道具の世界 -茶の湯と能楽-』(後期)
2014年9月 『大名道具の世界 -茶の湯と能楽-』(前期)
2014年5月 『利休・剣仲・織部の時代―天正から慶長の書と茶陶―』(後期)
2013年10月 『開館30周年記念名品展』(後期)
2013年3月『茶人のあそび心 形物香合番付の世界』(後期)
2012年11月『茶碗 名碗展』(後期)
2012年3月『「かな」の美」』(前期)
2011年12月『錦秋のころ』(後期)
2011年10月『錦秋のころ』(前期)
2011年5月『唐物』(前期)
2010年11月『一楽 二萩 三唐津』(後期)
2009年11月『楽家の歴代展』(後期)
2008年10月『開館25周年記念 館蔵名品展』(前期)
2008年5月『高麗茶碗への挑戦』(後期)
2007年11月『懐石のうつわ』展(後期)
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