
昨年10月の消費税が10%に上がったのを機にキャッシュレス決済に取り組むことにした。
「5%還元」がお目当てだったんだけど、意に反して恩恵を受けられる買い物が出来なくて。
11月だったかな? 銀座の某ギャラリーで漆のお皿を9,000円で買う際にカード払いにして、
請求書に「9,900円」とあるのを見て、限りなく壱万円に近い買い物になったことに溜息をつき、
「消費税が10%になった」という実感がやっと湧いて、気が重くなった。
が、その翌月のカード落ち明細を見ると「-450円」の還元が。
銀座のギャラリーでも対象にしてたんだぁ。
もっと高い買い物だと、もっとお得になったんだぁ~。
と、素直に感動してしまった。
まぁ、身構えることもなく、既にキャッシュレス生活は始まっていたワケで。
最初は交通系のICカードにチャージする金額をこれまでの倍にして、
コンビニやスーパーで使ってみることから始めてみた。
今まで、交通系ICカードにチャージしたお金は「交通費」として家計簿に計上し、
たま~に駅の立ち食い蕎麦を利用した時や自販機で飲み物を買った時は覚えておいて、+-で操作した。
が、日常的に使うとなると作業が繁雑になって、支出の状況が把握しづらくなってしまう。
それがわかったのは、スマホ決済も始めてしまったから。
こちらはどれにしてよいか迷ったが、まぁ一番CMが流れていたところにした。
説明書きとにらめっこしながら、何度も失敗しながら、なんとか取引銀行からのオンラインによるチャージに成功したのが、
九州旅行の2日前。
あの旅行は「キャッシュレスがいかに旅に使えるか」を試す機会でもあった。
結果、お土産などで5%還元(ただし、還元は30日後)もゲットし、「小銭を出さなくていいのは便利だ」と気づく。
もともと、小銭の扱いは苦手。
何かというと、落としてしまったり、間違って多く支払ってしまうことがある。
あと、少額過ぎると使ったことを忘れてしまって、後から家計簿をつけて、「なぜ合わぬ?」。
1円合わなくて、たぶんあそこで落とした時に拾いきれなかったんだろ~なぁ~と思いながらも、くよくよしてしまうことも。
キャッシュレス決済は履歴を閲覧できるので、使途不明な出金がなくなった。
これは軽くストレス軽減ダ。
先行きが不安な後払いじゃなく、チャージして様子をみるのもいい。
だけど、家計簿にどう計上する?
要するに電子マネーはあくまで「消費する」ことを目的とする。
現金なり口座の残高なりで「電子マネー」を「買う」のだ。実質、支出だ。
チャージした金額が多いまま家計簿を締めてしまうと大幅な赤字が発生してしまう。
使っていないのに、「使ったことになってしまう」お金。
この矛盾をどうするか?
年末に一晩考えた結果、家計簿を現金遣いと電子マネー遣い(電子マネーも種類ごとにそれぞれ金銭出納する)ことで分けることにした。
残高は現金と電子マネー(合算)と口座で計上し、その合計額を把握できるようにした。
で、今年から家計簿に取り入れた。
実に快適。
今のところ、現金:電子マネーに使用比率は2:1。
還元額やポイントバックは数百円~
最近では、小銭を持つのが煩わしくなってきた。(もともt煩わしかったんだけど)
今後、キャッシュレス社会はすごい勢いで浸透するだろうなぁ。
ただ、キャッシュレスを扱う会社をどこまで信用できるのか!?が心配。
仮想通貨との関係も微妙だし。(←とりあえず、現時点では無関係だということはわかった)
日銀も重い腰をあげて、キャッシュレスの研究と検討に入ったようだし、
社会の流れに注視しておこう。
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