Akatsuki庵

日々と向き合って

お茶券の相場?

2011年11月17日 00時00分34秒 | 閑話休題
最近、お茶会にあまり行かなくなった。

「えーっ 信じられな~いっ
って、この前、久しぶりに遭った知人から驚かれてしまったけれど

以前、月1~2回ペースでお茶会に行ってた頃は、自分たちでも席を持っていたからネ。
もてなす側としての勉強のために、客として訪れて“研究”する必要があった
だから、その立場を離れてしまうと、自然と関心も薄れてしまったワケ。

現在は純粋に「行ってみたい」と興味を持った会にしか行かない。

そうして、一昨年は1回、去年は3回と呈茶っぽいのが1回。
今年は春に献茶式に行ったのと、京都を訪れた際の月釜2席。

そして、今月末に1回行く予定。

さてさて、来年の話をしたら鬼が笑うかもしれないけど、
春に行くつもりにしている茶会が、ある。

取り扱いの茶道具屋さんに問い合わせたら、茶券が出来たとのことだったので、
周囲にお誘いをかけているところ

茶道具の展覧会がかかる施設の敷地にあるお茶室でね、
濃茶席が1席、薄茶席が4席、点心席に企画展の鑑賞券がついて○○円なの~
と、“オトク”度をPRしながら誘う。

そういう文面のメールを書いているうちに、ふと思う。

お茶券の相場ほど、よくわからないものもないな、と。

例えば、こんどお手伝いする“お茶会”は1席のみで500円。
ちなみに、春に手伝った時は300円だった。
まぁ、300円は和菓子と抹茶の実費やね。

500円も、よくある値段。
例えば、三越で添え釜は1席500円で呈茶券を販売している。
(ただ、招待状と一緒に呈茶券も配布されている

茶道具の美術館で呈茶がある場合もだいたい400円か500円、かな。

京都の月釜は1,000円が多い、かな。
(ただ、先月訪れた会は1,200円と700円だった)

流派の支部がかける大寄せのお茶会は3席と点心で5,000円~7,000円くらい。
青年部のお茶会だと2席と点心で3,500円~4,000円。←ワタシが在籍してた頃

献茶式の奉賛茶会だと3席と献茶見学、点心で壱万円。↑関東の相場で、関西は4,000円~5,000円らしい。
初茶会は弐万円(3席と点心で)

他はというと、
鶴岡八幡宮の月釜は3席点心なしで2,500円。
三渓園の大茶会は5席と点心つきで12,000円だったかな。
以前、親の友人から頼まれてお点前で手伝った茶会は壱万円だったっけ。

場所代が高いところだったり、お道具のグレードが高かったり、
条件によって、お茶券の値段はさまざまに変わる。
点心の材料によって変わるところもあるだろうし、
場合によっては、人件費に還元されることもあるかも。

ただ、演劇やコンサートのチケットと比べると、やっぱりわかりにくい。
茶券の値段の連絡を取る時になると、いつも思う。
たぶん、あまりお茶会に行かなくなったせいだからだけど
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