★畠山記念館 サイト
春季展『茶の湯の名品 破格の美・即翁の眼』 ※6月18日(日)まで
最近はご無沙汰気味の畠山記念館。
今回はね、3月に松江の田部美術館で「早船」写を観たのと、
やはり同じ3月に古田織部ゆかりの割高台茶碗が重要文化財指定に格上げになったという新聞記事を読んだから。
なんか、畠山記念館から呼ばれているような気がして。
そして、なんといっても春のお楽しみ。志野茶碗の展覧会。
どうせ行くなら、この個展に合わせていかないとね~
藤田登太郎先生のお茶碗は大きくて、迫力があって、それでいて手に吸い付くようなフィット感と暖かみがあるのが魅力。
今回も一碗一碗、手に持った感触を楽しませていただいた。
それから、美術館。
お目当ての2つのお道具の他、粉引茶碗[松平」をみて「あれ?」
さっき、トーハクで同じの見たゾ~
前に笹のような文様がある粉引って、一つじゃなかったのねぇ。
本物の早船。以前と展示されている場所が違っていたせいか、光の具合も違って、
そうすると印象が全然違う。金の継ぎ目が目立たなくて、より「長次郎だな~」と思った。
そういえば、同じ赤楽でも初期の「白鷺」とは全然違う。
「白鷺」もずーっと拝見できなかったのに、今年になって5回も見てしまった。
なんなの、これ。 有り難みが薄れるですけど~
ということはよいとして。
古瀬戸茶碗の「畠山」や伊賀花入「からたち」も即翁さんの人となりがわかるようなお道具。
(毎度のことながら思うけど)
面白かったのは、即翁さん筆の横もの。
昭和39年にライシャワーさんを招いての茶会で懸けたという三大字。
「波和遊」。 ハワユー How are you?
当時84歳。ご老人らしい洒落?
最後に雪村周継筆の「竹林七賢図屏風」。迫力あった~
芸大美術館の雪村展、行こうかと思ったけどやめちゃった。
もったいないことしたかな。
今年度は夏以降もずっと茶の湯展というラインナップ。
タイトルだけでも茶道を外すと来館者数に響くのかしらん。
★畠山記念館バックナンバーリスト
2016年8月→『茶の湯ことはじめ』
2015年12月→『桃山茶陶と「織部好み」』
2015年4月→『畠山即翁の大師会茶会-井戸茶碗 信長の取り合わせ』
2015年2月→『開館50周年記念 The琳派 -極めつきの畠山コレクション』
2014年11月→『大名茶人 松平不昧の数寄―「雲州蔵帳」の名茶器―』
2014年5月→『開館50周年記念 茶道美術の玉手箱―畠山記念館名品展―』
2014年1月→『千少庵没後400年記念 利休とその系譜』
2013年8月→『涼をもとめて―畠山即翁の朝茶事』
2013年5月→『麗しの漆―蒔絵と螺鈿』
2013年1月→『春を祝う -仁清・乾山・光琳-』
2012年11月→『利休と織部 -茶人たちの好みと見立て-』(後期)
2012年10月→『利休と織部 -茶人たちの好みと見立て-』(前期)
2012年8月→『ふしぎ発見! 茶道具と銘をめぐる物語』
2012年6月→『唐物と室町時代の美術』
2012年4月→『唐物と室町時代の美術』(前期)
2012年1月→『畠山即翁の茶会―光悦雪峯茶碗を中心に―』
2011年11月→『茶人 畠山即翁の美の世界』
2011年9月→『明代陶磁の魅力』
2011年6月→ 『国宝 離洛帖と蝶螺鈿蒔絵手箱』
2011年2月→ 『生誕250年 酒井抱一-琳派の華』
2010年11月→『織部が愛した茶碗 高麗・割高台』その2
2010年10月→『織部が愛した茶碗 高麗・割高台』その1
2010年8月→『涼を愉しむ-書画・茶器・懐石道具-』
2010年5月→『茶の湯の美-数寄のかたちと意匠-』
2010年2月→『懐石のうつわ -向付と鉢を中心に-』
2009年10月→『戦国武将と茶の湯 -信長・秀吉ゆかりの品々-』
2009年4月→『畠山記念館名品展 季節の書画と茶道具』
2009年2月→『冬季展 日本の春-華やぎと侘び』
2008年10月→『益田鈍翁 -心づくしの茶人-』
2008年8月→『夏季展 夏のやきもの -金襴手・万暦赤絵・古赤絵・南京赤絵』
2008年4月→『細川井戸と名物茶道具』
2008年3月→『花によせる日本の心 -梅・桜・椿を中心に』
2007.12月→『茶の湯の美 -利休から宗旦へ-』後期
2007.11月→『茶の湯の美 利休から宗旦へ』前期
春季展『茶の湯の名品 破格の美・即翁の眼』 ※6月18日(日)まで
最近はご無沙汰気味の畠山記念館。
今回はね、3月に松江の田部美術館で「早船」写を観たのと、
やはり同じ3月に古田織部ゆかりの割高台茶碗が重要文化財指定に格上げになったという新聞記事を読んだから。
なんか、畠山記念館から呼ばれているような気がして。
そして、なんといっても春のお楽しみ。志野茶碗の展覧会。
どうせ行くなら、この個展に合わせていかないとね~
藤田登太郎先生のお茶碗は大きくて、迫力があって、それでいて手に吸い付くようなフィット感と暖かみがあるのが魅力。
今回も一碗一碗、手に持った感触を楽しませていただいた。
それから、美術館。
お目当ての2つのお道具の他、粉引茶碗[松平」をみて「あれ?」
さっき、トーハクで同じの見たゾ~
前に笹のような文様がある粉引って、一つじゃなかったのねぇ。
本物の早船。以前と展示されている場所が違っていたせいか、光の具合も違って、
そうすると印象が全然違う。金の継ぎ目が目立たなくて、より「長次郎だな~」と思った。
そういえば、同じ赤楽でも初期の「白鷺」とは全然違う。
「白鷺」もずーっと拝見できなかったのに、今年になって5回も見てしまった。
なんなの、これ。 有り難みが薄れるですけど~
ということはよいとして。
古瀬戸茶碗の「畠山」や伊賀花入「からたち」も即翁さんの人となりがわかるようなお道具。
(毎度のことながら思うけど)
面白かったのは、即翁さん筆の横もの。
昭和39年にライシャワーさんを招いての茶会で懸けたという三大字。
「波和遊」。 ハワユー How are you?
当時84歳。ご老人らしい洒落?
最後に雪村周継筆の「竹林七賢図屏風」。迫力あった~
芸大美術館の雪村展、行こうかと思ったけどやめちゃった。
もったいないことしたかな。
今年度は夏以降もずっと茶の湯展というラインナップ。
タイトルだけでも茶道を外すと来館者数に響くのかしらん。
★畠山記念館バックナンバーリスト
2016年8月→『茶の湯ことはじめ』
2015年12月→『桃山茶陶と「織部好み」』
2015年4月→『畠山即翁の大師会茶会-井戸茶碗 信長の取り合わせ』
2015年2月→『開館50周年記念 The琳派 -極めつきの畠山コレクション』
2014年11月→『大名茶人 松平不昧の数寄―「雲州蔵帳」の名茶器―』
2014年5月→『開館50周年記念 茶道美術の玉手箱―畠山記念館名品展―』
2014年1月→『千少庵没後400年記念 利休とその系譜』
2013年8月→『涼をもとめて―畠山即翁の朝茶事』
2013年5月→『麗しの漆―蒔絵と螺鈿』
2013年1月→『春を祝う -仁清・乾山・光琳-』
2012年11月→『利休と織部 -茶人たちの好みと見立て-』(後期)
2012年10月→『利休と織部 -茶人たちの好みと見立て-』(前期)
2012年8月→『ふしぎ発見! 茶道具と銘をめぐる物語』
2012年6月→『唐物と室町時代の美術』
2012年4月→『唐物と室町時代の美術』(前期)
2012年1月→『畠山即翁の茶会―光悦雪峯茶碗を中心に―』
2011年11月→『茶人 畠山即翁の美の世界』
2011年9月→『明代陶磁の魅力』
2011年6月→ 『国宝 離洛帖と蝶螺鈿蒔絵手箱』
2011年2月→ 『生誕250年 酒井抱一-琳派の華』
2010年11月→『織部が愛した茶碗 高麗・割高台』その2
2010年10月→『織部が愛した茶碗 高麗・割高台』その1
2010年8月→『涼を愉しむ-書画・茶器・懐石道具-』
2010年5月→『茶の湯の美-数寄のかたちと意匠-』
2010年2月→『懐石のうつわ -向付と鉢を中心に-』
2009年10月→『戦国武将と茶の湯 -信長・秀吉ゆかりの品々-』
2009年4月→『畠山記念館名品展 季節の書画と茶道具』
2009年2月→『冬季展 日本の春-華やぎと侘び』
2008年10月→『益田鈍翁 -心づくしの茶人-』
2008年8月→『夏季展 夏のやきもの -金襴手・万暦赤絵・古赤絵・南京赤絵』
2008年4月→『細川井戸と名物茶道具』
2008年3月→『花によせる日本の心 -梅・桜・椿を中心に』
2007.12月→『茶の湯の美 -利休から宗旦へ-』後期
2007.11月→『茶の湯の美 利休から宗旦へ』前期
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