
『川喜田半泥子のすべて展』
松屋銀座8階大催会場 ※1月18日(月)まで
「お茶碗の写真っ
」というだけで、招待券をgetした。
名前はなんとーなく聞いたことがあったけど、予備知識がないまま会場へ。
行ってから思い出した。
2007年12月に出光美術館で開かれた『乾山の芸術と光琳』展で名前を見たことを。
→当時の展覧会はこちら
尾形乾山が最初に開いた鳴滝窯を発掘したヒトだ。
(ユニークな見取り図が妙に印象に残ったっけ)
時代的には明治、大正、昭和に活躍。
北大路魯山人より数年早く生まれて、10年近く長く生きた。
荒川豊藏や金重陶陽らも含めて親交があったようだ。
その影響かから、まずは織部や志野、萩、井戸手などがズラリと並ぶ。
ただ、妙にアバウト。
よくいえば、大胆、豪快というコトバがあてはまるのだろうけど、
自由というか、あまり計算していない? そこが同時代の他の作家と違う。
「製作年代不詳」が多いし。
年譜で「本業は実業家」だったと知り、ナットク。
そんな中で、伊賀水指「欲袋」の割れ目を蒔絵で継いだ様、赤絵茶碗「時計草」など、
たぶん、実業界から身を引いてからの作品ではないかと思われるが、
悠々自適生活になってからの作風はとても素晴らしく、
書や絵画と合わせて、その大らかさが楽しめた。
グッズコーナーも充実。
クリアーファイルも種類多し。
久しぶりにお茶碗のファイルを購入し、ご機嫌
ちなみに、日本橋高島屋では北大路魯山人展<1月18日(月)まで>。
ハシゴして観るのもよいかも。
松屋銀座8階大催会場 ※1月18日(月)まで
「お茶碗の写真っ

名前はなんとーなく聞いたことがあったけど、予備知識がないまま会場へ。
行ってから思い出した。
2007年12月に出光美術館で開かれた『乾山の芸術と光琳』展で名前を見たことを。
→当時の展覧会はこちら
尾形乾山が最初に開いた鳴滝窯を発掘したヒトだ。
(ユニークな見取り図が妙に印象に残ったっけ)
時代的には明治、大正、昭和に活躍。
北大路魯山人より数年早く生まれて、10年近く長く生きた。
荒川豊藏や金重陶陽らも含めて親交があったようだ。
その影響かから、まずは織部や志野、萩、井戸手などがズラリと並ぶ。
ただ、妙にアバウト。
よくいえば、大胆、豪快というコトバがあてはまるのだろうけど、
自由というか、あまり計算していない? そこが同時代の他の作家と違う。
「製作年代不詳」が多いし。
年譜で「本業は実業家」だったと知り、ナットク。
そんな中で、伊賀水指「欲袋」の割れ目を蒔絵で継いだ様、赤絵茶碗「時計草」など、
たぶん、実業界から身を引いてからの作品ではないかと思われるが、
悠々自適生活になってからの作風はとても素晴らしく、
書や絵画と合わせて、その大らかさが楽しめた。
グッズコーナーも充実。
クリアーファイルも種類多し。
久しぶりにお茶碗のファイルを購入し、ご機嫌

ちなみに、日本橋高島屋では北大路魯山人展<1月18日(月)まで>。
ハシゴして観るのもよいかも。