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日帰りみたいな京都旅~その8 京都ナイトは落語聴く

2017年07月19日 13時40分38秒 | 講座・講演・研究会
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だらだらしているうちに7月も下旬へ入ろうとしています。

それでもって、梅雨明けしました。
(まぁ、昨日の雷雨がまさにそんな感じだったしねぇ)

はてさて、日帰りみたいな京都旅。

前回はこちら

7月1日(土)の朝、始発でもなくなんとなく“朝早く”に京都へ来て、
あっちこっち、だら~りだら~りと時間つぶしをしていおりましたのは、
夕方からがメイン(てか、このために京都へきたからでありました)

それは有斐斎弘道館で開催された「吉坊のゆらり咄」を聴くことだったのです。

先月の頭、繁昌亭で吉朝十三回忌の落語会を聴きに行った際にもらったチラシに惹かれ、
その時点で7月の休み日程は未定だったものの、「7月1日はたぶん休み」だとわかっていたので、
大阪から戻ったその晩に公演と行き帰りの交通機関を予約~

あと(=昼間のこと)はおいおいに考えていったというワケ。

京都の弘道館のことは少しだけ知っていました。
「老松の太田達さんが関わっているお茶関係の施設?」というくらい。

だけど、なんだか敷居が高そうだし、日程も合わないしで訪れる機会がなくて。

だから興味津々。

趣のあるアプローチや露地がステキ。





廃墟みたくなって、取り壊されてマンションになりそうだったところを
太田さんやみなさんで保存活動に奔走され、露地や庭もきれいに整備されて現在に至ったとのこと。

感動です。

落語に先立って、お呈茶も。


(前日が夏越しの祓いだったこともあり、それに因む意匠)

冷たくて、美味しかったなぁ。

横からだけど、お点前座の設えもステキ。

(点てだしのみで、お点前はなし)

広間には高座が。


最前列で聴かせていただきました。

出し物は創作落語の「ツメ人情」。

時代はちょっと前(明治だか大正あたりだったかな?)

吉坊さんといえば古典落語しかやらないと思っていたけど、
創作落語もやるんだ~と、ちょっと意外で新鮮な印象で聴かせていただきました。

文楽のツメ人形のしぐさがかわいらしかったなぁ。

作者の小佐田定雄さんによるアテ書きのようで。

驚いたことに小佐田定雄さんが観客でいらしていて、
後半はトークにも参加されて、面白かった。

小佐田定雄さんといえば、著書の『上方落語のネタ帳』が今も私にとっての落語鑑賞のバイブルなので、
うれしいサプライズ。


『上方落語のネタ帳』
小佐田 定雄
PHP研究所


そうして、楽しい時間は過ぎていきました。

終演予定は20:30だったんですけど、
休憩時間がすでに押していたので、「長引きそうだな」と思い、
申し訳ないけど、最前列からは引いて後ろのほうでトークセッションを聴いて、
20:30に途中退出。

外は雨。(落語の最中に雷雨になったのでした)

次回へ続く~


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