ギャラリーもしばし一息といったところです。
ところで、ある会合でこんな話がありました。
お祭りの日に、御神灯を出しているお家は、「御馳走たくさんあるから誰でも入っていいよ・・・」って意味が
あるらしい・・・・。ある方面ではこれが通説になっているとのこと。
でもこれは違います。
御神灯は、あくまで神様をお迎えするための家々の気持ちです。春日神社から神輿に乗って市中を巡る
神様への、庶民の清新な心の表れであり、決して無礼講でだれでも上がって食べていいよ、という目印では
ありません。また、今でこそどなたでも大歓迎、あっちで食べ、こっちで酒を飲み、はしごしながら何軒も・・・
なんて一般的のようになっていますが、以前はもう少し慎ましかったような気がします。
ともあれ、時代とともに祭り風景は変遷してゆくのでしょう。