
お宿を出、本浦旧街道を、牛鬼の頭を担ぎ、
息を潜めて通り過ぎてゆく。
家々の人たちは、かすかに聞こえるその足袋音で
祭りの朝を肌で感じる。
本体は徐々に姿を現してゆき、頭(かしら)が収まると
それは不思議なことにひとつの
この世に存在しているはずもなく
現世の醜や悪を焼き尽くす業火のような
一体の巨大な怪が最後に現れる。
人々はそのおどろおどろしい塊に恐れおののき
この世の邪気は追い払われ、逃げてゆく。
息を潜めて通り過ぎてゆく。
家々の人たちは、かすかに聞こえるその足袋音で
祭りの朝を肌で感じる。
本体は徐々に姿を現してゆき、頭(かしら)が収まると
それは不思議なことにひとつの
この世に存在しているはずもなく
現世の醜や悪を焼き尽くす業火のような
一体の巨大な怪が最後に現れる。
人々はそのおどろおどろしい塊に恐れおののき
この世の邪気は追い払われ、逃げてゆく。
そうなのです。私はこのブログがきっかけ(正確には後押しかな)となり、お祭りのヒトとなってしまったのです。おそらくこれも春日様のお告げなのでしょう。
お祭り当日は台風が接近していたため少し風はありましたが、幟がぎーこぎーこ鳴ってよい天気でした。私も少しだけ参加させてもらい、おかげでたくさんの感動を受けることができました。
各地から多くの人が集まり、一段とにぎやかになったようです。周りの地域ではお祭りの文化を継承できずにだんだん廃れていく中、狩江は一番にぎやかでお祭りをそのまんま残している。そんな声を耳にしました。これはすごいことです。過疎化や老齢化ってことを言い訳にしない。老いも若きもみんなの情熱で押し返している。
お祭りに関わったすべての皆さんお疲れ様でした。そしてありがとうございました。
このブログを読んでるひと、ぜひ来年は狩江に帰って(行って)できれば何かに参加してみよう!
もう、牛鬼をかつぐ人は、ふんどしに黒足袋姿ですね。
こんな早いのに、朝お宮にいるんですね。
私びっくりしました。まだ、家でごろごろしているものとばかり思っていました。
取材班も、午前5時には、取材しているんですね。
感心しました。