10月21日は、午前10時より春日神社本殿内にて、本祭典がおこなわれました。
折りしもこの日、低気圧が西から移動、南予一帯は大雨注意報、警報が発令!
昼過ぎからは狩浜も、土砂降りの大雨となりました。
神社総代、区長会、練り代表ら祭り運営責任者は会合の席でヤキモキ、いや
ほとんどの者が、40年近くまえの雨による練り巡行の変更の二の舞か?と、そんな思いを
頭に巡らせていたのではないかと思います。
そんな天候が夕方になっても続き、午後7時からの宵祭りころはますます雨脚がひどくなって
きました。
(本殿からの撮影)
でも、熱心なみなさんが集まってきて、わずかな明かりの中、厳かな神事が始まりました。
時折稲光が外の暗闇を一瞬照らし、御神灯の提灯が風で揺れる中、巫女の舞が
おこなわれます。
かつては、ろうそくだけの光源の中、こんな雰囲気でおこなわれていたのだと、この
自然の演出に感動しました。
そのあと、宮司さんによる舞も披露。日本刀での舞です。
やがて、一般の方々参加での舞いもおこなわれました。
たくさんの参加と周囲の囃しで、本殿は最高潮となり、外の大雨もなんのその。
明日には必ず雨も止む(でしょう)!という宮司さんの一言と、
みなさんの熱意が春日様にはきっと伝わって、明日の練りは盛大におこないましょう!
という総代長さんの締めの言葉で、幻想的でなお、盛り上がった宵祭りも終わったので
ありました。
・・・・余談・・・・・その後、練り関係者は夜遅くまで、最悪のケース(どしゃぶりでもう
練りの運行もできなくなった状態)を想定し、その対策に追われました。今年は
記録撮影事業もあって、細かく明日の巡行スケジュールが決められていたのであります。
でも最終的には、明日は絶対雨は止む!で、数時間後にはおこなわれる練り開始にむけて
しばらく体を休めたのでありました。・・・・・(大変でした・・・)。ちなみにその時の天気予報は
西予市狩江地区では、22日午前9時まで大雨、その後曇り、昼頃一時雨。
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