山本あけみ「緑ゆたかな環境を子どもたちへ」

建築士や生活者として、都市計画・公共施設マネジメント・地球温暖化対策・SDGsなど、独自の視点で日々発信

平成24年第一定例会一般質問・教育その1

2012-03-02 | 議会報告

まちづくりに続き、教育に関して一般質問をしました。

杉並区の公立の小中学校では学級崩壊などの事例は報告されておらず、

地域ごとの格差も少ないと感じています。

これに甘んじることなく、より良い教育を実行できる杉並区になって行って欲しいと思います。

 

以下、質問の内容です。

次に「区立小中学校の教育について」お尋ねいたします。

 

 まず、教育の本来的な目的とは何でしょうか?

それはひとりひとりが将来自活をして生活者と成っていくために必要な知識を系統立てて取得をするための手段であるといえると思います。そういった意味において幼児期から学童期に入る過程は「教育」という概念を一人ひとりの子供が認識しはじめ、将来の自立に向けて歩みだす大きなスタート地点に立っているといえるでしょう。

 

 平成203月まで学習指導要領等の教育課程の基準によらない特別の教育課程の編成・実施を可能とする特例については、同年4月から文部科学大臣の指定により行うことが可能となりましたが、この動きに先行する形で杉並区では独自の教育体制を築く先駆的な取り組みがされてきました。

 

 区内小・中学校ではそれぞれ独自のホームページも完備し、その中で<教育目標><校風・伝統><学校周辺の環境><特色ある教育活動 >を掲載し、一層の充実を図っていることに関しては心強い限りです。

 

 教育の中でも自分の考えていることを言葉を用いて伝えていくという能力は教育のみならず、ひとが生きて行く上で必要な他者とのコミュニケーションをとる最良の手段であり、重要と言えるでしょう。

 

 また、教育という範囲においては全ての学力向上には、問題点を理解し、その先にある答えを導き出すためのまず第一に身につけなければならない能力を高めるという点で国語教育が最も重要と考えます。

 

 そしてまた、今後より一層進むであろうグローバル化においては外国語に触れ、理解する必要性が増してくるでしょう。そこでお尋ねいたします。

 

 杉並区での国語教育や外国語活動の充実による児童・生徒の言語能力をはぐくむ教育の必要性と区立

学校で行われる教育活動の現状とはどのようなものなのでしょうか、お伺いします。