山本あけみ「緑ゆたかな環境を子どもたちへ」

建築士や生活者として、都市計画・公共施設マネジメント・地球温暖化対策・SDGsなど、独自の視点で日々発信

「特定秘密保護法」反対について

2013-12-10 | 活動日誌

何とも表現できない程のショックが3日ほど続いていました。日常生活はしているのに、どこか自分が此処にいないというか、恐ろしく強く大きな力で抑圧された状態。

先週、自民党により「特別秘密保護法」は可決されました。何が秘密か規定が曖昧なまま、運用によっては如何様にも悪用されてしまう内容のまま、通ってしまいました。秘密が限定されていなければ拡大解釈により政府に不都合な秘密にしておきたいものも全てそうなってしまう。それによって「知る権利」「報道・表現の自由」が奪われるという大変な危機感があります。

決定までのプロセスにも大きな問題があり、国民軽視が甚だしい。本日になって議決後総理が「もっと説明をすれば良かった」という事を言っていましたが、これまでの強硬姿勢を反省し国民を心配しているとは到底思えません。

いまや日本は民主主義国家であるとは思えず、この状態からどの様に脱したら良いのか暗中模索です。

また、同時期に原発の再稼動と武器輸出が出来るようになるという方向性が発表されました。国の形がどんどん変わっていく。

もしかしたら国の借金を原発と武器の輸出により返済して行こうとでも考えているのでしょうか?そんなお金で年金システムを立て直そうとでも考えているのでしょうか?

来年の通常国会に提出される議案は、次々に国民にとって受け入れがたいものとなると考えています。そして次の選挙までこの状態は続くのでしょうか?

私は民主党に属し、国政選挙も候補者と共に戦ってきましたが、その間訴え続けた事は、目の前の民主党が敵なのではない。その後ろに隠れている本当の敵とは何なのかという事。

その本当の敵とは民主主義国家を望まない、国民軽視の勢力なのでは無かったですか。そして今や平然と牙をむき、私達平和を望む国民の生活を脅かし始めているのでは無いですか?



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