民話 語り手と聞き手が紡ぎあげる世界

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叩くスラー(リガード)ギターの演奏技術

2020年03月09日 00時11分44秒 | ギター日誌
この前、運指を決めるにあたって新発見があったと書いた。
ギターを弾かない人にはわからないことだと思うけど、
自分で整理するつもりで書いてみる。

たとえば、2弦で「ミ・レ」と下降のスラーの指示があったとき、
2弦の5フレット(3か4の指で)と3フレット(1か2の指で)を押さえ、
「ミ」の音を出したあと、左指をひっかいて「レ」の音を出す。
(これが通常のスラーの弾き方)

ほかに「ミ」の音を押さえた指を「レ」に移動させてスラーの代わりにすることもある。
(アコギでいうスライド)

だけど、これだと1ポジションで弾いてた左手の位置を大きく動かすことになる。
そこで考え付いたのが、「ミ」を1弦の開放弦で弾き、
「レ」の音を2弦の3フレットを叩いて音を出すという方法。
これはギターの教本のスラーの項目で習っているが、
実際の曲で使ったことは一度もなかった。

楽譜を見ながらギターを弾くにはできるだけポジション移動はしないほうがいい。
この方法でスラーをやるとポジション移動をしないですむ。
新発見はおおげさだが、これから運指を決めるとき選択肢が広がったのは確かだ。