民話 語り手と聞き手が紡ぎあげる世界

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「馬を売る女」松本清張

2022年12月26日 13時13分45秒 | 身辺雑記
12月26日(月)
靴下を2枚重ねて3日間履きっぱなしでいたら、
指の間がかゆい。
若いころ経験したことのある水虫のかゆみに間違いない。
あわてて靴下を脱ぎ、オロナインをつけた。
つけながら、かゆいところを掻いている感覚がよみがえった。
なんて気持ちいいんだろう。
かつては皮がむけるまで掻いたもんだが、いまはそんなバカなことはしない。
去年は靴下なしで1年を過ごしたが、今度の冬はダメだろうと思っていた。
思いがけない理由で今年の冬も靴下なしで過ごさなきゃならないようだ。

「馬を売る女」松本清張、光文社文庫
短編を4作集めた短編集。
表題作の「馬を売る女」を読んだ。
若いころはずいぶん松本清張を読んだ。
松本清張を読むのはひさしぶり。
っていうか、小説を読むのもひさしぶり。
207ページだから短編というより中編だろう。
最初は読むのを止めようと何度も思ったが、
ガマンして読んでいるうち、次第に引き付けられていった。
中ごろからこの先どうなるのか知りたくて一気に読んだ。
小説を読む醍醐味をひさしぶりに味わった。
ドラマや映画を観るのとは違う。
やっぱり小説を読むのはおもしろい。