「国定忠治~赤城山」 新国劇
江戸後期の侠客、国定忠治を描いた行友季風の作品。
新国劇の代表演目の一つ。
悪代官を斬って 赤城の山に たてこもった忠治は、
やがて 無数の敵方に囲まれて 味方を失ってしまう。
忠治「赤城の山も 今夜を限り、生まれ故郷の 国定の村や、縄張りを捨て、国を捨て、
可愛い子分の 手前(てめぇ)たちとも、別れ別れに なる門出だ」
定八「そういや、なんだか いやに 寂しい気がしやすぜ」
巌鉄「ああ、雁(かり)が鳴いて 南の空へ 飛んでいかぁ」
忠治「月も 西の山に 傾くようだ」
定八「おらぁ、明日は どっちへ行こう」
忠治「心の向くまま、足の向くまま、あても 果てしもねぇ 旅へ立つのだ」
定八・巌鉄「親分!」
江戸後期の侠客、国定忠治を描いた行友季風の作品。
新国劇の代表演目の一つ。
悪代官を斬って 赤城の山に たてこもった忠治は、
やがて 無数の敵方に囲まれて 味方を失ってしまう。
忠治「赤城の山も 今夜を限り、生まれ故郷の 国定の村や、縄張りを捨て、国を捨て、
可愛い子分の 手前(てめぇ)たちとも、別れ別れに なる門出だ」
定八「そういや、なんだか いやに 寂しい気がしやすぜ」
巌鉄「ああ、雁(かり)が鳴いて 南の空へ 飛んでいかぁ」
忠治「月も 西の山に 傾くようだ」
定八「おらぁ、明日は どっちへ行こう」
忠治「心の向くまま、足の向くまま、あても 果てしもねぇ 旅へ立つのだ」
定八・巌鉄「親分!」