屋台の上に上がった花火。
秩父夜祭には屋台と花火は欠かせない。
夜祭のクライマックス会場の、だんご坂周辺や御旅所には一般客は入場できない。一般人の私は、だんご坂に向かう直前の聖人通りに留まった屋台と花火を見た。
遠方からやってくる屋台を待つ観客。
屋台が来る前に揚がった花火。
幾つも重なった花火で明るくなり、その向こうには背景の山の稜線が黒く見えた。
双子の花火かな。
屋台を先導する、提灯。
屋台が近づいてきた。
屋台の上部は提灯。下はぼんぼり。
遠ざかる屋台。
先に行った屋台がだんご坂を登っているのだろう。この屋台はしばらく留まって出発を待っている。その間花火と屋台が重なって見えた。
揚がった花火が開く瞬間。
「黄金やし」(ヤシの葉を連想)という種類の花火だそうだ。
曳行の道は、身動きができないくらいだったので、路地に入った。「だがしや たいへい」は落語家林家たい平さんの実家。笑点の大喜利で秩父出身の落語家として人気がある。この日もたい平さんは上町の屋台の引手として参加していたそうだ。
火がともされた御祭禮の提灯。
賑わう番場通り。
夏の川瀬まつりで活躍する東町の神輿が、披露されていた。
「ははそたい焼き」。小倉あん、黒ごまあん、カスタードクリームをそれぞれ2尾ずつ、土産として買った。
一昨日、本ブログで紹介した門は、なんと国の登録有形文化財として指定されたものだった。薗田家住宅表門といい、秩父神社の宮司家の所有で、天保年間(19世紀前半)に建立されたそうだ。
秩父神社の入口。午後9時ごろだったが、賑わっている。
祈願のために列をなしていた。
境内にある小さなモミジの木に結ばれたおみくじ。神様と縁が結ばれるように結んだのかな? 本来は結んでも、持ち帰っても良いそうだ。いずれにしても吉の場合は自惚れぬよう、凶の場合は戒めるように、心に刻み込んでおけばよいとのこと。
帰り道、打ち上げ場所近くの路上で見た花火の残り火? まるで、スバル望遠鏡でみた宇宙の姿のようだ。
最後に、もう一度屋台と花火の競演を見て本日の終わりとしょう。