標高330mのモノローグ

富士山の10分の1、東京23区最高峰の10倍の山間に暮らして20年。地域の自然や思いを綴ります。

将来を育てる「子ども食堂」にこそ国の支援を!

2017-12-26 20:49:08 | 日記
今日は夕方、買い物に出た途端、急な用事が発生し遅くなってしまった。


その帰り道、なんと先日のイルミネーションに匹敵するものを見つけた。

さて、今日の本題だ。年末だからか、子ども食堂のことが、複数のテレビ局で報じられている。主題は貧困家庭の救済のニュアンスがあった。2012年頃から、貧困家庭の子供救済として、食事を提供するサービスが報じられている。月に1、2回のところもあれば毎日のように提供しているところもある。一食50円から500円と費用も様々で、地域のなかでボランティアが運営しているところも多い。その徴収も食事代でなく、参加費と呼んで参加しやすくしている。中にはお年寄りも参加しているという。参加者は、子供も高齢者も食事をするだけでなく、交流できて楽しいという。

しかし、実際は、マスコミ等の報道で、貧困対策ということが、強調されるので、本当に参加して欲しい子供は参加して居ないのではないかという懸念がある。参加することにより貧困家庭と見られてしまう。貧困や家庭内の問題があらわになってしまうという思いから、本当に困っている人の参加がなのではないかという。

一方、食事の提供などのサービスはアメリカやイギリス、ドイツ、フィンランドなどでも行われているようだ。イギリスでは朝食を提供する学校に対して、政府から補助金が出ているという。

わが国では、必要ないという意見もある獣医学部が、政治と行政の絡みによって、情報が闇に消えた。国会での議論を横目にどんどん建設がすすめられ、何事もなかったように開校が認可された。結論が先にあり、後は、矛盾していても「知らぬ、存ぜぬ」という答弁がまかり通ってしまった。

この費用を子供たちのために使うという発想がなぜ出てこないのか。憲法改正もせずに、敵基地攻撃能力のあるミサイルをためらいもなく配置しようとする予算が立てられるのに、国の未来を担う子供たちに費やせないのか。選挙対策のために、消費税値上げ分の一部を子育て支援に充当するすということが提起できるのに。もっと現実をみすえた対応をしてほしい。

大人は、つい空論を述べがちだ。しかし、子供にとっては今日、明日の生活が大事だ。以前にも述べたが、再び問いたい。600億円もの予算を費やした選挙をやるよりも、一説では1日3億円とも言われる国会運営で言い訳に終始する国会論議をするより、明日の子供たちのことを考えた施策を行ってほしい。
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