標高330mのモノローグ

富士山の10分の1、東京23区最高峰の10倍の山間に暮らして20年。地域の自然や思いを綴ります。

人知れぬでも大規模なイルミネーションを発見

2017-12-23 19:44:21 | 日記
昨日は、外出ついでに友人から聞いた、イルミネーション探索に行ってきた。
秩父市に住む友人は、先日の夜、小鹿野に行った。その途中、走行している自動車から、かなり大規模と思えるイルミネーションを見た。”ようばけ”の方面かなと言う。

「ようばけ」とは、平成28年に『古秩父湾堆積層及び海棲哺乳類化石群』が、国指定天然記念物に指定された地域の一部だ。赤平川の右岸にある高さ約100m、幅400mの崖で、この地層では、約1,500万年前の新生代第三期に比較的浅い海の中で主に泥が堆積して形成された。地層の露出状態は有数の規模を誇り、「ようばけ」と地質見学の拠点となっている。「ようばけ」の語源は、「陽」のあたるハケ(崖)という。

知人から聞いた通りにいくと、小鹿野の中心部に向かう途中の道から、イルミネーションが見えた。暗い中、かろうじて見える道路標識に従って「ようばけ」方面に向かった。しかし、見えたはずのイルミネーションの場所から遠ざかっていく。2km位走り、元来た道を戻った。

大通りに出る間際にイルミネーションの頭の部分が見えた。一端メイン道路にもどり、先ほど見えた場所から、信号機があるが、細い道を入っていった。100m位でついた。妻が入り口に「ふるさと村」と書いた看板があったよと言う。しかし、車1台が通行できる未舗装の道だ。都市部のように街灯もなく、辺りは畑のようで、どこに駐車してよいのかもわからず、イルミネーションの近くの道路際に止めた。

素晴らしいイルミネーションだった。メイン道路から見た光景は、広大に見えたので何か大掛かりの施設があり、イベントとして実施されているのかと思った。しかし、どうも4件ほどの個人の家が思い思いに飾り付けをしているみたいだった。ネットにも情報はないので、あまり知られていないのかもしれない。お客は我々だけだった。外に降り、イルミネーションを見ながらシャッターを押した。
以下、光景をご覧ください!





























現地には20分ほどいただろうか? 手先が冷たくしびれを感じた。20時ごろなのに、すでに氷点下になっているようだ。

帰宅してから写真を見ながら、あれは夢だったのか?と、思うような光景だった。チャンスがあれば、孫たちに見せてあげたい光景だ。
コメント
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