先日開花した赤い花が萎れたと思ったら、黄花のユリが咲いていた。
ここ数日の大雨で、主に西日本に被害が出ている。広い地域での大雨なので、心配だ。
さらに、大きなニュースが流れた。NHKの「あさイチ」が始まって間もなく、画面の上部にニュース速報が流れた。オウム事件の首謀者松本智津夫死刑囚の死刑が執行されたという。番組のMCらの目線が、落ち着かない様子でモニターをみている。番組は中断されニュース番組になった。幹部7人の死刑が執行された。首謀者の松本智津夫は、一連の行為について、何も語らず亡くなったと報じた。
オウム事件で被害に遭われた方や遺族、未だに後遺症に苦しむ人とその家族の方々の思いは、様々なようだ。被害者の家族の方がインタビューで語っていた。「死刑執行されても、オウム事件は終わっていない。一つの通過点に過ぎない」と。私も同様にモヤモヤ感を覚えた。遺族の立場にならないと、軽々しくはいえないが、死刑でなく終身刑により加害者はその犯した罪を一生背負っていくとうのもありなのではないかと思うこともある。
悲しみや、つらい思いは癒されないし、後遺症のある人は、今後もその症状や苦しみは続く。インタビューを聞いていると、やりきれない切なさを感じた。未だに、かつてのオウムから派生した団体がのこっていて、全国に35施設、1650人ほどの信者(?)がいるという。今後、新たな事件が起きないように祈るばかりだ。
そして、大雨による被害がこれ以上拡大しないように、また、大雨が一刻も早く収まってほしいと願うばかりだ。
ところで、今朝ウッドデッキに出たら、黄色のユリが咲いていた。雨が沈静化することとオウム事件のようなことが再び起こらにようにとの願いを、ユリの花に託して今日のブログを終わりとしたい。