本日のNHK政治討論会では、西日本豪雨災害とIR法案・参院定数増について、議論されていた。豪雨災害が発生し、その対応等を行わなければならないこの時、多くの問題を抱えるIR実施法案や参院の議員定数増に関する法の国会審議を休止して、災害対応に集中すべきだと、ほとんどの野党は述べていた。
これに対し、与党は、IR法と参院選挙に関する改正案は、是非とも成立させなければならないといい、野党などの意見には全く耳を貸さない、頑なな態度であった。どのような状態にあろうとも、多数の勢いで思い通りになってしまうという、妙な自信ありげな態度だった。
以前のテレビ討論会は、もっと自由で、意見を述べ合う、文字通りの討論会であったと思う。しかし、今や与党は、何を言われようが、"通す"という態度。従って、野党は法案などの内容の意見を述べる余裕がなく、与党の態度を批判することに語気が強くなってしまう。
野党の議員は、これでは日本の民主主義が失われてしまうというが、もうすでにわが国は民主主義が崩れているのではないかという危惧を感じた。
おまけに、すべての国民に周知のことだが、「赤坂自民亭」の件は情けない事態だ。
7月5日は近畿、四国、北陸地方などで記録的な豪雨が続いていた。6日以降、甚大な豪雨被害が明らかになっていった。この5日に自民党の議員50名ほどが「赤坂自民亭」と称し、衆議院宿舎で宴会を行っていた。そして5日午後10時すぎ、副官房長官が宴会の写真をツイッターに添付し「和気あいあいの中、若手議員も気さくな写真を取り放題!まさに自由民主党」とつぶやいている。
与党・政権側の自浄能力は欠如し、リスク管理能力も失っている。国民の批判に対し、いつものように言い訳を述べ、災害対策にはしっかり対応していると、うそぶいている。
パフォーマンスとしての視察や言葉だけでなく、支援物資の供給はじめ、熱中症や感染症対策、そして、避難所でない居住の場の提供や再建のための生活支援など、やるべきことは山積している。言葉だけでなく国会議員総出で長靴を履いて、スコップを持って、これらの対応に臨んでほしい。
NHK番組の「チコちゃんに叱られる」のチコちゃんの言葉を、そのまま与党に捧げたい。
「ボーっと生きてんじゃねえよ!」
これに対し、与党は、IR法と参院選挙に関する改正案は、是非とも成立させなければならないといい、野党などの意見には全く耳を貸さない、頑なな態度であった。どのような状態にあろうとも、多数の勢いで思い通りになってしまうという、妙な自信ありげな態度だった。
以前のテレビ討論会は、もっと自由で、意見を述べ合う、文字通りの討論会であったと思う。しかし、今や与党は、何を言われようが、"通す"という態度。従って、野党は法案などの内容の意見を述べる余裕がなく、与党の態度を批判することに語気が強くなってしまう。
野党の議員は、これでは日本の民主主義が失われてしまうというが、もうすでにわが国は民主主義が崩れているのではないかという危惧を感じた。
おまけに、すべての国民に周知のことだが、「赤坂自民亭」の件は情けない事態だ。
7月5日は近畿、四国、北陸地方などで記録的な豪雨が続いていた。6日以降、甚大な豪雨被害が明らかになっていった。この5日に自民党の議員50名ほどが「赤坂自民亭」と称し、衆議院宿舎で宴会を行っていた。そして5日午後10時すぎ、副官房長官が宴会の写真をツイッターに添付し「和気あいあいの中、若手議員も気さくな写真を取り放題!まさに自由民主党」とつぶやいている。
与党・政権側の自浄能力は欠如し、リスク管理能力も失っている。国民の批判に対し、いつものように言い訳を述べ、災害対策にはしっかり対応していると、うそぶいている。
パフォーマンスとしての視察や言葉だけでなく、支援物資の供給はじめ、熱中症や感染症対策、そして、避難所でない居住の場の提供や再建のための生活支援など、やるべきことは山積している。言葉だけでなく国会議員総出で長靴を履いて、スコップを持って、これらの対応に臨んでほしい。
NHK番組の「チコちゃんに叱られる」のチコちゃんの言葉を、そのまま与党に捧げたい。
「ボーっと生きてんじゃねえよ!」