標高330mのモノローグ

富士山の10分の1、東京23区最高峰の10倍の山間に暮らして20年。地域の自然や思いを綴ります。

3.75㎡から見た小さな世界を活用

2017-07-26 20:17:05 | 日記
3.75m(=2.5×1.5)はウッドデッキの高さと幅

リビングの掃き出し窓からウッドデッキ越しの外の景色です。デッキの端1m先から石積みの法面で3m上がったところが平らになっていて畑となっている。

拡大した景色


エキナセア


やっと咲いたガクアジサイ

以前、このブログで紹介したものもある。左上にエキナセアが咲いている。紹介した時は咲き始めで1輪だった。今日は10輪程咲いている。その下の方に色あせたクチナシがある。下にはガクアジサイが咲いている。昨年、大きくなりすぎた紫陽花の木を剪定したところ、今年は花は一輪しか咲かなかった。この他の花木類は、つつじ、サツキ、レンギョウ、・・・・・。夏は葉に覆われてしまうが、冬は石や岩肌も見える。

窓は高さ2m、幅80cmの引き戸。ここから見える世界は狭いかもしれない。でも、五感を働かせると、様々な情報を得ることができる。まず、朝一番にカーテンを開けると、明るさで今日の天気状況を知る。窓は東に面していて、木々に覆われているので、10時ごろまでは直射日光は当たらない。そこで窓を開けると涼しい空気を感じる。しかし、窓を開けたとたん生暖かい空気を感じるときがある。この日は蒸し暑く暑い。

雨が降ってくるとデッキ上の屋根の透明波板トタンに当たる雨粒の音により、どの程度の降り具合かを予測できる。更に窓から外をみると、屋根から落ちるしずくの垂れる音や速さで雨量を知ることができる。この雨の降り方はわが家にとっては大切な情報だ。何故なら雨だれと、天気予報の雨雲の動きを見て、犬の散歩のタイミングを図っている。
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今年もヤモリがやって来た

2017-07-25 19:23:55 | 日記
今年もヤモリが登場した。数週間前に一度見たが、昨夜久しぶりに現れた。ここ数年キッチンの北側のジャロジー窓に現れる。この窓には網戸がある。従ってジャロジーが開いているときは、中側に入り込み網戸にへばりついている。昨夜はエアコンを使用していたので、窓がしまっていた。ガラスの外側に張り付いていた。

写真は網戸とガラスの二重のフィルターを通して撮ったもの。少々見にくい格好だが、足の指でペタッとガラスに張り付いている格好がユーモラスである。

妻が育った地域ではヤモリは家を守ってくれるので縁起が良いものだと言われていた。確かに表れても悪さはしないし、じっと張り付いている姿は愛らしい。窓に集まる害虫を食べてくれる。漢字では家守や屋守と書く。夜行性でトカゲの仲間とのこと。冬は冬眠するそうだ。

私も妻も爬虫類は見るのも大嫌いなので家の中には入ってきて欲しくない。だが、このヤモリは家の中には入らない。毎年同じところに同じ姿で現れじっとしている。だから今のところ犬以外の愛玩生物である。今日は雨なので果たして姿が見られるかな?
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蝉の抜け殻を見る。空蝉(うつせみ)の意味は?

2017-07-24 19:49:09 | 日記
柱にしがみついた抜け殻

わが家のリビングに掃き出し窓がある。そこから足を踏み出すと手作りだがウッドデッキがある。デッキに夏から秋口まで蝉の抜け殻が点在するようになる。あるものは垂直の柱に、あるものは天井の横木にぶら下がっている。地面にも転がっていることがる。

天井にぶら下がる抜け殻


タイルの上の抜け殻

羽化前の蝉は昼間のうちに地面から這い出て木に登る。そして、暗くなって羽化するそうだ。通常、木の60cm位の高さまで登るそうだ。脱皮はリスクも伴うらしい。登るのには体力を要するので、高いところまで登ると力尽きる場合もあるらしい。また、スズメバチに襲われることあるそうだ。でも、私が見た空蝉は背が割れているので無事脱皮に成功したものだ。まして、2mの高さの天井まで登った蝉は相当体力がある。きっと元気な声で鳴いていることだろう。

「空蝉」とは蝉の抜け殻を指すということは知っていた。そして私は次のような意味もあると長年理解していた。わびしさを伴った世の中を表現すると。しかし、辞典で調べてみたら、語源は「うつしおみ(生きている現実の人間)」⇒「うつそみ」から音が変化したものとある。わびしさというより、現実の人という意味合いが強い。

しかし、枕詞として「空蝉の」と用いる場合は、「世」「世の人」や「むなし」「わびし」に係るとのこと。私が理解していたわびしい世は全くの見当違いでもなかったようだ。「空蝉」を粛々と現実に生きる人、または、わびしい世の人と捉えるかは、使い手や使い方によって変化するのだろう。
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藪の中に咲くヤマユリ

2017-07-23 19:36:30 | 日記
昨日までは連日暑く、犬の散歩を除いて外歩きはしたくなかった。今日は朝から小雨が降り続いた。温度は27度くらいだが、湿度が高く蒸し暑い。しかし、日射がないので、雨が止んだ夕方、かねてから行きたいと思っていたところに行ってみた。家から100mほど歩いたところだが、目的のものがあった。

姿を見せたヤマユリ

野生のヤマユリが咲いている。毎年、石積み擁壁の上端に藪の中から顔を覗かせてくれる。見える範囲では2株程だ。一株は小さな花が1輪だったが、もう一方は4輪花をつけていた。もしかしたら林の中に入って行けば、もう少し群生しているのかも知れない。しかし、1~2mの擁壁の上であるし、ヘビが潜んでいそうである。うかつに手を出せないし足も踏み込められない。そのためかおかげで毎年みられる。

ヤマユリの花

ヤマユリは20cmほどの大輪で、花びらが6枚。白い花びらの中に黄色の筋が通っていて、赤褐色の斑点がある。雄しべの花粉の色も毒々しく赤い。大きい花なので観察するにはふさわしい。図鑑の説明どおりの形、色合いなどが分かりやすい。ただ、花に近づけず香りは感じられなかったのは残念だ。

ヤマユリの球根はイノシシが好んで食べるとのこと。擁壁の真上で傾斜になっているのでイノシシも入りづらいのか、食べられていない。もうしばらく観賞できそうだ。是非、来年も咲いてほしい。
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歯痛で歯科に通院したところ風邪薬をもらったこと3回

2017-07-22 19:51:54 | 家庭菜園
昨夕から治療済みの奥歯が痛みだした。幸い寝ている間は痛みは感じなかった。起床して動きはじめ歯の方に意識を向けると鈍い重さを感じた。朝食後歯磨きをしているときはさほど感じなかった。しかし、しばらくすると痛みが出てきた。ズキンとする重い痛みが持続した。

だが、ずっと痛みが続くわけではない。痛みだした後、しばらくこらえると痛んでいたのが嘘のように消える。しかし、何かの拍子に痛みだす。この繰り返しである。実はこれと同様の痛みは年に1~2回ほどある。

過去何回か痛みと同時に歯科医院に行ったことがあった。しかし、その度に歯の治療はせずに、痛み止め、消炎剤と抗生物質をもらってかえってきた。このことが3回続いた。歯科医師の説明によると、歯が原因ではない。風邪のためではないかという。痛みが2~3日しても収まらないようならまた来てくださいとのこと。

いずれも薬を飲み続け2日ほどしてから痛みは治まった。それ以来、同様の痛みが生じた場合、葛根湯を飲んで様子を見ることにしている。最近5~6年はこの対応で済んでいるので、今回も明日あたりには治まってほしい。しかし、今回の痛みは過去の痛みより強いように感じる。真に痛みが強いのか、加齢のため痛みに耐える感覚が衰えたのかあるいは歯周病か、真相は分からない。ブログを書いている間は痛んでいない。週明けも痛みが残るようだったら、久しぶりに歯科医院に行ってみよう。
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