標高330mのモノローグ

富士山の10分の1、東京23区最高峰の10倍の山間に暮らして20年。地域の自然や思いを綴ります。

新憲法は、なぜ、第1章が「天皇」なのだろうかという思いが消えない

2018-05-05 19:16:28 | 日記
その理由は次のようだが? 明治22年からから戦後新憲法が制定されるまで施行されていた「大日本国憲法」(以下「旧憲法」)があった。それを改正するということで、「日本国憲法」(以下、「現憲法」)となり、章立てがそのまま残ったようだ。旧憲法も第1章が「天皇」だった。そして旧憲法は天皇の後に「第2章 臣民権利義務」となっていた。新憲法は第2章に「戦争の放棄」が挿入された。



続いて新憲法は第3章「国民の権利及び義務」となる。「臣民」から「国民」へと改正され、国民主権が実現することとなった。しかし、私は中学の頃から、新憲法は国民主権なのに、何故天皇が第1章なのかがどうしても理解できなかった。そして今も同じだ。

私は象徴天皇としての存在は否定しない。しかし、国民主権となったのだから、第1章に「国民の権利及び義務」を設定した方が、国民主権にふさわしいものと思うのだが?

憲法についての世論調査で、ほとんどのメディアでは、足並みをそろえたように、「憲法改正に賛成ですか、反対ですか」と問う。そして、政治家や専門家の討論会でも、「改正」に反対か賛成という論で展開する。これについても常に疑問を感じる。憲法の「改正」はその賛否という2者択一で論ずる問題だろうかと。

「改正」の賛否を問うのではなく、その内容を吟味すべきで、その手続きを経て、各条文について、改正の是非を論ずる必要があると思う。

憲法改正ありきで論が進められているが、どこか「加計学園」と共通する危うさがある。世論調査では、改正の賛否については「どちらともいえない」が最も多い。連休明けの国会でも、虚偽答弁、文書改ざん、セクハラの認識などとともに、憲法問題についても、スタート地点にリセットしてそ、れこそ真摯に虚偽の無い答弁で臨んでほしいと願う。
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急遽、用事ができたので、外出します。

2018-05-04 16:51:15 | 日記
メイストームの影響だろうか、晴れたかと思えばすぐ曇る。この繰り返し、風も吹いている。しかし、当地は今のところ、雹が降ったり、雷雨にはなっていない。
寒気が入っているので、ひんやりした空気だ。むしろ適度な雨、風と温度と湿度の状態かもしれない。一年中このくらいの陽気だと良いかもしれないと思った。
今日も孫の世話のためこれから外出する。ブログはこの位にします。悪しからず。
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TOKIOの山口さん。大人になっていない大人? 仕事が糧になっていないのかな?

2018-05-03 20:00:26 | 日記
テレビのどのチャンネルでも、TOKIOのメンバー山口さんの不祥事の件が報道されている。

どの様な職業についていても、40歳前後からは、それなりの年月の間に様々な状況を体験し、いわゆる職業人として大人になると思う。しかし、山口さんはそうした大人にはなれなかったのだろう。飲酒量ではなく、酒に弱かったのだろうか? 
長期療養の後、退院したその日に酒を飲み不祥事を起こした。酒に弱いというより、他のメンバーが口をそろえて、評価するように、「甘さ」があった。

メンバーの松岡さんが、「甘さが、TOKIOのせいなら、TOKIOは解散した方がよい」と述べていた。しかし、山口さんは芸能界でなくとも、同じような事件を起こしていたかも知れない。

山口さんは、ラジオのパーソナリティーを行いながら、ファンとの交流を体験していたはずだ。しかし、ファンとの交流は、直接の関わりではなく、TOKIOメンバーの山口さんという、ある意味ではファンの描く虚像だ。山口さんは、無批判に慕ってくれるファンと上辺だけの交流をしていたのかもしれない。便りをくれるファン一人ひとりの、気持ちや存在を意識して関わっていたら、より深いファンとの交流ができ、山口さん自身の体験として、それが山口さんの大人としての成長に役立ったのではないだろうか。仕事の中に自身の成長の糧がることを見出すことが必要と思われる。
上滑りのおしゃべりだけで、ファンとの交流を行っているパーソナリティは、山口さんだけではなく、他にもまだいるかもしれない。


政界では、「○○チルドレン」という言葉が使われる。これは、権威のある政治家を慕ってその配下に入ることによって、自らの存在をアピールするのだと思われる。この場合は、慕う方も慕われる方も、その対象は虚像を描いている。従って、選挙で当選後、自分自身の確固たる信念というより、他者依存傾向が表れ、政治活動や国会での発言、態度が、おかしくなる。甘えが根底にあるので、残念ながら大人としての行動とならない。

芸能界であろうが政界であろうが、上滑りの仕事としている場合が、目立つように思う。言葉だけの、「誠実さ」で「丁寧さ」であってはならないと思う。仕事であっても、どこか本音で向かうことが必要だ。強がりだけでなく、弱さも出ても良いと思う。弱さを意識すれば、少し強くなれるかもしれないから。
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モッコウバラ、ナニワイバラそしてスズラン

2018-05-02 19:59:25 | 日記
枚挙にいとまがないほど、花が観察できる。特に今年は、同時多発的に咲いている。わが家のモッコウバラとナニワイバラは地上からはよく鑑賞できない。上空から見るときれいだろうが、両者とも脚立を使って観賞した。


モッコウバラ
モッコウバラは玄関前のアーチの上の方に咲いている。中国が原産とのこと。バラなのに棘がないので育てやすい。わが家ではやや花の付きが少ない。


近づいてみたモッコウバラ。八重で黄色の花びらが鮮やかだ。


ナニワイバラ
わが家のナニワイバラは、蔓が枝垂桜に絡みつき、上空からしかその姿を見られない。2階のベランダから見るしかない。ナニワイバラの名の由来は、浪速の商人が中国から輸入し販売したためという。


ナニワイバラの近景
脚立に載ってても、真上からの写真は撮れなかったので横から撮った。本来は5花弁の白い花だ。


サクランボ
桜に絡んだナニワイバラの横には、サクランボの実が生りだした。品種はサトウニシキだが、一本は枯れてしまった。そのためか実が小さいので、注視しないと分からない。そして、食べごろになると、野鳥がついばんでしまう。ほとんど収穫したことがない。

上ばかり眺めていたので、下に視点を移そう。


スズラン
桜の木の下に、スズランが満開だ。こんなに可愛い花なのに毒が強いので扱いは慎重にしたい。

夕方から雨がぽつぽつ降ってきた。今夜は暴風雨になるかもしれないとのこと。被害がないことを祈りつつ、早めに寝ることにしよう。
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ホタルカズラはじめ,わが庭に咲く10種の「可愛い花」

2018-05-01 19:46:24 | 日記
真夏日のところもあったとのこと。もう初夏だ。でも花の時期でもある。今日は、桜ほど華やかではないが、わが家の庭の一角に咲く様々な花の紹介。


オダマキ
例年私が草むしりをすると、出たてのオダマキの若芽を雑草だと思い摘んでしまう。妻に叱られる。今年は、摘まないように意識したため、30cmを超える高さまで、伸びている。従って下から覗くように見ると花の形が分かる。


カキドオシ
カキドオシは、隣接地から垣根を通して進入してくるという、名のとおりとても生命力が強い。葉は強い香りがする。疳の虫を抑える、血糖値を下げるなどの効果があるといわれるが、副作用もあるので、注意を要するとのこと。


アヤメ
わが家のアヤメは、背丈15cmほどで小さいが、近くで見るとそれらしい花の形だ。


スミレ
まだまだ咲いているスミレ。


タイム
料理の香りつけによく使われるハーブだ。玄関先に群生している。さらに、斜面のグランドカバーとして育成中だ。


カモミール
これもハーブの一種。リンゴのような甘い香りがする。ドイツでは治療目的での使用が承認されているとのこと。


ハルジオン
貧乏草ともいう。農作物の生育には害となるとのこと。私はこれが咲きだすと摘んでいたが、今年は株の数が少ないので、そのままにしている。来年はもっと群生するかもしれない。来年は、早めに摘むことになりそう。


ヒューケラ
この花は葉がいろいろないろの種類があることで知られている。わが家では、オーソドックスな葉色だ。花が朱色でおもしろい。


ヒラドツツジ
これは先日、袋井で見て、その名を知った。わが家にもあった。日当たりがよくないところに植わっているので、花のつきは少ない。2輪さいている。しかし、花びらを味わうには、この株が丁度良い。




ホタルカズラ
小さいがきれいな瑠璃色の花をつける。清楚で可愛い花だ。
昔、ザ・ピーナッツが歌った、「可愛い花」のメロディーが思い出された。作詞過程で何の花をイメージしたのかは知らないが、「プティット・フルール・・・」という歌い出しだ。

最高気温は29℃くらいだった。しかし、夕方になると涼しくなった。今日のように、真夏も昼間暑くとも朝晩涼しくなってくれればよいのにと思う。今の季節はよい。あとどのくらいの期間、爽やかさを感じさせてくれるのだろうか?
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