日常にバカンスを!

お台場に住むakkiitaner(アッキーターナー)のまったりな日常とぼやきっぷり、っぷり。

-------マルタで日本食

2007年08月19日 | 健康 美容 旅行 エンターティメント 語学勉強
娘のために「かあさんは夜なべーをして、
ラーメンを捜して回ったぁ」
なんて歌もなければ、そんなことも実際なく、
ヒルトンホテルを目指していたとき、偶然それを発見した。

階段になっている細い抜け道のはしっこに
ひたひたと風に揺れる
「sushi」「noodle」と書かれた旗を。
おおー日本食屋さんかあ、と感動したが、
いわゆる今風のバーの風情でカフェにもなっている。

なーんだ、と思ったが
娘がラーメン好きなので一度連れて行ってあげよう!
と母は娘が帰ってきたら、まず、ラーメンを食べに
連れて行ってあげようと思っていたのだ。

で、実現させた。

もちろん、期待に胸ふくまらせて娘は
chikin ramenと書かれてあった料理を頼む。
ふつう、メニューにそう書かれてあれば、
「チキン・ラーメン」が出てくるはずだ。

ふつう、はね。
ところがここはマルタ。地中海の真ん中。
飛行機で乗り換えて約15時間の地。
ああ、聖ヨハネ騎士団(貴族たち)が闊歩したところ。

やはり、文化は西から東へと伝播するものなのか。
東から西、となると何かが複雑に絡み合うものなのか。

実に前置きが長いが。
そう、ご想像の通り。期待はずれなものが出されたのだ。

しかし、あなたの想像もせいぜいここまででしょ。
まさか、そのラーメンにそばの麺が使われていることなど、
まさっか、想像できまい。

でも、ここまでならへえーですむよね。
その汁の中に、生のセロリとチャンサイまでが入っていると、
それは、もう気が遠くなり、めまいのする感じだろう。

幸いなことにめまいをするような繊細な娘ではなく、
お寿司のために出された醤油をスープに入れ始めた。
「何やってんの?」と私が怒ると、
「だって、臭いがイヤなんだもん」という。

どれどれ、と試食すると。
「オー・マイ・ゴット」

私が頼んだお寿司と交換してあげた。
むろん、私もそば麺でベトナムのフォーのつゆのような臭いで
でも実は醤油味なラーメンはきつい。

ひたすら具のチキンを食べまくった。
そのチキンの味はすこぶる美味しかった。
でも、ベトナム料理のような味。

さて、ウエイターのお兄さんが、自信がありげに
「どう、料理は」と聞いてきたので、
「あのね、これ、日本のラーメンと全然ちがうよ。
私たち日本からきたからいうのだけどね。
でも、チキンは美味しいね」
と答えておいた。
だから、正直、お勧めできない。
パーチャビルにある「Hugo」というレストラン・バー(カフェ)で
日本のラーメンを期待するのはやめよう。

ただ、写真のお寿司は「hot tuna maki」だが、
これはまあまあいける。

ホットなわけで、辛いが。
娘は鷹の爪を全部とって食べていた。
お代わりするほどの気に入りようだった。

さて、パーチャビルは若者の集う町。
店のすぐ前に巨大なディスコがあるので
夜中にぎわうのだろう。

若者な(自称でも、気分だけでも)あなたなら、
マルタで(安全に)ディスコに興じた後、
よいざましに辛いマグロ巻きといくのもいいかもしれない!

深夜バスが(期間限定のようだが)
ブジッバまで走っている。
もちろん私はディスコは体験しなかったが、

娘はECマルタで体験したようだ。

といっても宿泊したホテルのプールサイドで
夜みんなで踊ったという。

マルタではディスコはすこぶる健全な様子で
(ただ、中国人と間違われイヤな思いをした留学生がいるようだが)
ブジッバでも外から中が見える踊れるバーがあった。

そうそうブジッバには、社交ダンスもできる
野外ボールルームのようなバーもあって、
それを見学しているだけの人たちもいた。

驚いたのはカラオケもけっこうあったことだ。
音痴な声が通りに響いていて、ほんとうに開けっぴろげ。

とにっかく大人も子どもも夜遅くまで楽しんでいる。
大人といっても若いのからお年寄りまでのオールエイジという感じだ。

緩むにはもってこいの場所である。
何が嬉しいかといえば、安全性は高い、ということ。
もちろん、海外では注意を怠ってはいけないが・・・。


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