
(2019/09/07記述)
コロナが始まってから、
そして↓のヨーロッパ旅行✈️から
一切、大きな移動、
つまり海外旅行をしたことがない。
かれこれ、5年間、
ただじっとお台場に
こもっていることになる。
神様はよくしたもので、
コロナだったから人混みを避けてきた、
とも言えるし。
丁度篭もるべく、
しかるべき理由が2つある。
ひとつは103歳になるお姑さんの
緊急事態を想定して
いつでも駆けつけて
いざという時にお役に立てるように
待機中。
あとのひとつは、まあ、
懐事情ってことにしておく。
いや、ほんとそういうこと。
でも常に心は夢想に次ぐ夢想中。
老後に住みたい場所を考えるたび、
どうしても、、どうしても、、、
海外に心を
持ってかれそうになるのだが、
無理やり琵琶湖周辺とか京都とか、、、
更に奈良、
日光、北杜市とか、、、、
ありとあらゆる場所の物件を
検索しては、心を
国内に持っていくように
心がけている。
で、旅行した時に、
ああ〜住んでみたいな、と思った
街のベストファイブに入るのが、
シャルトルだ。
パリから電車で約1時間、
シャルトルブルー🩵の美しい
スタンドグラス
で有名な
ノートルダム大聖堂がある街だ。
現代の技術や知識を持ってしても、
そのシャルトルブルーを再現することが
ほぼ出来ないという。
街で出会った人々は
おせっかいと思わせるほどに、
親切で、マダムだったなあ。
さて、そんな私の大好きな街、
フランスの🇫🇷シャルトルの
記事を今、自分で読んでは、
フランス語は勉強しとかなきゃなあ、
とふと思ってはみるものの、、、、
テキストを開くこともできない私である。
トホホ。
↓↓↓
シャルトルに3泊して、
存分にこの街の魅力を堪能した。
3泊もいたら飽きてしまうかも、
と思うくらい小さな街だ。
見るべき場所といえば、
世界遺産の
シャルトル
ノートルダム大聖堂!
くらい。

そして、
3日間、
毎日この大聖堂に通い詰めた。
でも、まだまだ会いに行きたい、
ずっと会いに行きたい!
そんな感じだった❤️

その日の天候によって、
ステンドグラスに射す光が違い、
大聖堂の表情を変えてしまうので、
飽きるどころか、
空の機嫌と共に、
変様していく
何か響きのようなものに
魅了された。
3泊では
実は時間が足りなかった、、、

この素晴らしい大聖堂、
詳しい説明は
ココクリック
を↑クリックして頂くとして。
大聖堂の前にあるカフェで、
ロコなマダムから、
声を掛けられた時の
奇妙な体験をご紹介しよう。
↑は、アパートのオーナーが、
お勧めしてくれたレストラン。

アパートのオーナーから
勧められたレストランは
観光客にはありがたいことに、
迷いようもない場所にあった。
大聖堂の真ん前
広場に面してあるんだから。
何を食べたか忘れたが、
確かに美味しかった。
一人で気軽にカウンター席で
ランチを食べる。
きちんとしたカジュアルさが、
フランスのカフェ文化の奥深さを
伺わせた。
が、奇妙な出逢いは、
この店の並びにある
カフェにて起こった。
そう、私は、
食事の後に、
お茶をしたくて、
レストランを出て、右方向、
角にあるカフェに、
ふらふらと入っていったのだ。
一人でメニューを見ていたら、
となりのテーブルにいるマダムが、
チラチラとこちらに 目を向けてくる。
しかもそのマダム、
友達たちと4人でお茶をしていたのに、
他の友達より
私と話したい感じなんである。
いやあ、なんだろう!
この視線、
と思いつつ
絡みつく圧に耐えかねて、
メニューから視線を離し、
そのマダムへと
ついぞ顔を向けてしまった。
満面の笑みで、
「日本人かしら?」
と聞いてくる。
なるほど、
日本好き🇯🇵なマダムなんだな、
と思いホッとしつつ、
会話が始まった。
メニューを手にしていた私ゆえ、
ご親切にも
フランス語のメニューを英訳しつつ、
美味しいランチメニューを
勧めてくれた。
いや、さっき隣のレストランで
食べたばかりなんすう、
て言いたかったんだけど、
ついつい押されるままに、
↓

👆を頼んでしまう。
内心死にそうになりながらも、
国際親善国際親善、 という気持ちから、
(いや、私の胃が肥大してるだけ)
ゼーンブ
平らげた。
こういう時、
偉大な私の胃を実に認識する。
マダムは、私に気を遣い続け、
自分たちグループ出されてあった
パンまでこちらに食べろと勧めてきた。
実は隣で
ランチを食べてきたので、
いや、この場合は
もうお腹いっぱいです、、、
と言っても良かったのだが、
大のパン好きの私は、
嬉しそうにお勧めのパンを頂いた。
私がおなかの限界を感じつつも、
パンの魅力に屈して
それを手にする中、
英語でマダムが話してくれたことは、
実に日本人としては 心地いいことだった。
『今、
一番美味しい
マカロンを作るのは日本人よ。
ピエール エルメより、
その日本人の作るマカロンのが
美味しいわ』
とか、
『ワビサビ(侘び寂び)
て素晴らしいコンセプトよね、
日本て素晴らしいわね。
私もそのコンセプトを
インテリアに取り入れたいわ』
などなど。
ワビサビのインテリア?
なんだそれ?
実際に取り入れてる日本人は
滅多にいねーぞお、
と内心、思う。
が、せっかく褒めて頂いたゆえ、
申し訳ないので、
「たしか、
ワビサビは日本の禅の精神
に通ずるものですからね」
などと調子よくのたもうた。
『そうなのよ、
最近、本を読んで知ったのよ❗️
ゼン、て
ステキな世界観ね〜』
マダムが
日本文化を
敬愛しているのが、
痛いほど伝わってきた。
ZENとは何かも分からないでいる
そんな日本人の私は、
ZENを彼女に説明することもできず、
ひたすらパンを頬張っていた。
挙げ句の果てに、
今度パリに
行く時は
落ち合いましょう!
と誘われて、
メールアドレスまで頂いた。
私もいよいよ、
レズに
狙われるようになったか?
、、、とは全く思わなかったが💦
・・・
で、トドメは、
『デザートにぜひ、
シャルトルでしか食べられない
ケーキを食べるべきよ! 』
と上品かつ、
断定的なタッチで勧めてくる。
今更、今更、
実はもう隣のレストランで
ランチ食べてきたんですよお💦
と言える余地は1ミリもない。
国際親善の一環、
国際親善の一環
と言い訳を心に秘めながらも、
太るなあ、
とおののきながらも、
ここでしか、という響きにあがなえず、
素直にアドバイスに従った。
↑
が、
シャルトル
でしか味わえない
ローカルなケーキ🍰!

とっても素朴、
かつドシっとした
テイストでした。
軽い食事にもなるような
フルーツケーキ風で
いよいよ、お腹が
パンク状態❗️に💦
よりによって
日本のケーキの2.5倍は大きかった💦💦💦
実に確かな大食いぶり、、、
をシャルトルで
自覚することになろうとは、、、!
ただし、
この日本好きのマダムのおかげで、
大聖堂の床に施されている、
迷路
(床に迷路が施されている、よりの写真なので分かりにくいが)

↑の存在や、
地元の人がいかにシャルトルを
誇りに思い
愛しているか❗️
を知ることができた。
世界で一番の街
と
信じて暮らしているそうだ。
ところで、
その親切なマダムに
後日、
頂いたメールアドレスへ
お礼のメールを
出してみた。
が、
何度送っても、
メールが返ってきてしまうのだった。
パリで落ち合うどころか、
もう二度と連絡はつかない💦 笑笑
あのマダムとの
出会いは
運命の
イタズラだったのかしら?
ま、まさか、
マダムのイタズラだったりして?

