日常にバカンスを!

お台場に住むakkiitaner(アッキーターナー)のまったりな日常とぼやきっぷり、っぷり。

-------友達になるって!

2007年08月19日 | 健康 美容 旅行 エンターティメント 語学勉強
娘は日本から持ってきた「スパイ・ガール」という本を
また読み始める。
デッキ・チェアに横たわり、
アンプレラが作る影の中で。

私はこっくりこっくりと眠っては起き、
顔の向きを変え、また寝入っていた。

すると突然の思わぬ訪問者が。
カワイイ声で娘に何やら言っていたようだった。

私は睡魔と闘っていて、ほとんど頭は働かない。
でも、娘の声ははっきりと聞こえた。
「ママ、この子と遊んできていい?
友達になろう、ていってきたから」と。

もちろん、「いいわよ」と答えて、また目を閉じた。
時々娘が帰ってきて、
「ママ、うちらのホテルなんて名前」とか
「このボールであそんでくるね、いい?」とかいっては
また、新しくできた友達のところへと戻っていく。

その都度情報もちゃんとくれるのは嬉しいが、答えるのは辛い。
つまり常に起こされたことになる。

最終的にそのカワイイ新しい娘の友達は
私のところにも来て、
そのお母様も来て、ついに住所を交換し合った。

マルタ島に住む人で、弁護士をしているというお母さんは
来年は「うちに泊まって英語学校に行けば」とか気楽に誘って下さる。
一人娘を持つ親はやはり一人娘を持つ親の気持ちがわかる。
お互いに遊ばせてくれたお礼をいいあった。

兄弟でもいれば、と思うのは子どもは子どもと遊びたがる、という事実を
いたいほど知っているからだ。

小さい新しいお友達は7歳で娘より3歳年下。
カワイイ声で、
「来年はうちに泊まれるよ」などと娘に言っている。
娘は英語を学んできたはずだが、反応しない。
「こたえてあげて、英語で」と言うと、
「イエス」とだけ話す。
なんだかこの夏の成果が不安になってきた。

もちろん、即成果を期待するのはせっかちすぎるのもわかっているが。
そんな私の気持ちを察してか、
新しいお友達のお母様が
「娘さんはとてもいい子ね。
うちの子がおしゃべりだからきっと話しているうちに
英語をもっとしゃべれるようになるわよ」と慰めてくれた。

マルタではマルタ語の他に英語もしっかり習うのだそうだ。
「娘も最低でも週3回は英語の授業があるのよ」というと
「それじゃ、足りないわね」とあっさりと言われた。

私は2人の子どもの写真を撮った。
娘が今日買ったばかりのボールを新しいお友達にあげると、
そのお友達も気に入って遊んでいたはずの
砂場セットをくれた。

さあて、夕方4時になって私たちは帰ることに。
新しい友人たちはまだ残っているという。

私たちが借りてあったデッキチェア2つとアンブレラを
そのまま彼女たちに使ってもらうことにした。

友情の証として・・・。
でへ、なーんて。

弁護士をしているというお母さんはデッキチェアの上に
エルメスの大きな鞄をドンとおいて、
デッキ代を払いたい、と申し出てきたが、
丁寧にお断りした。

単純にゆっくりと娘との時間を過ごしてもらいたくて
申し出ただけなのだから。

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