最後のメガトン級、トラブルは・・・・。
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【2007年の記録です】
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【2007年の記録です】
こんな、静かな遊歩道の
片隅に潜んでいた。
大事件が・・・発生。
というのは大げさかも。
この通り沿い(写真上、エルメスのブティックがある通り)
にあったキャッシュ・デイスペンサーに
シティ・バンクのキャッシュカードがのみこまれてしまったのだ。
もちろん、お金も引き出せなかった。
それはまさしく、もうお金をおろせない、ことを意味した。
もし、その時手持ちが多少あったなら
もう少し余裕があったのだが、
ユーロがまったく無くなっていたので、
奈落の底に落とされたような、深い不安に陥った。
後ろに並んでいて、飲み込まれる様子をみていた男性やカップルから
「大丈夫、明日朝、銀行に来てカードを返してもらえるし、お金も
無くなったわけじゃないんだから」と慰められた。
4年間のマンハッタン暮らしを含め、
海外ではいつも一貫してシティ・バンクの
キャッシュ・カードを使ってきたが、こんなこと初めて。
いつもと違っていたことは唯一
娘が横から手を出してきて、画面をさわってしまったということだけ。
当然、怒りの矛先は娘へと向かった。
さて、余談だが、このことでは娘も相当へこんだようだった。
なんと言ってもこの事件が起こったのが7時半頃だったが、
延々と国際電話で母がシティ・バンクとやりとりして、
電話をひと通り終わったときは9時近くになっていた。
だからといって解決できたわけではなく、結局母がドイツの銀行と直接
交渉をしなければらちがあかないことが分かっただけにすぎなかった。
自分のせいで、母が窮地にたったことは明らかだったのだから。
しかし、この夏休みで娘が変わったのだ。
旅行から帰ってからというもの、自分から進んで勉強をするようになり、
恐いくらいにいろんなことに積極的なのだ。
「偉いわねえ」と褒めると、
「あの、銀行での事件から変わったの、私」という。
娘にどんな化学変化が起こったのかは私には知るよしもないが・・・。
何事も無意味なことはないということか!
その晩は本当に眠れぬ夜を過ごした。
カードが戻ってきますように、と祈るばかりだった。
ちなみに、PCに入れてあった「聴く聖書」という
聖書を朗読するソフトを連続再生にしてベッドに入った。
本当に心を落ち着けたいと思ったからだ。
翌朝、銀行で何が起こるのか、うまくいくのかどうか、その心配からの
行為だったが。
翌日、もっと、もっと、果てしなく落ち込む出来事が待っていた。
もちろん、その時の私にそんなことは予想すらできなかった。
だから、あのとき胸騒ぎを落ち着かせるために、
聖書を聴きながら眠りについたのは
もしかしたら、ある意味虫の知らせだったのかも、と思っている。
大事件が・・・発生。
というのは大げさかも。
この通り沿い(写真上、エルメスのブティックがある通り)
にあったキャッシュ・デイスペンサーに
シティ・バンクのキャッシュカードがのみこまれてしまったのだ。
もちろん、お金も引き出せなかった。
それはまさしく、もうお金をおろせない、ことを意味した。
もし、その時手持ちが多少あったなら
もう少し余裕があったのだが、
ユーロがまったく無くなっていたので、
奈落の底に落とされたような、深い不安に陥った。
後ろに並んでいて、飲み込まれる様子をみていた男性やカップルから
「大丈夫、明日朝、銀行に来てカードを返してもらえるし、お金も
無くなったわけじゃないんだから」と慰められた。
4年間のマンハッタン暮らしを含め、
海外ではいつも一貫してシティ・バンクの
キャッシュ・カードを使ってきたが、こんなこと初めて。
いつもと違っていたことは唯一
娘が横から手を出してきて、画面をさわってしまったということだけ。
当然、怒りの矛先は娘へと向かった。
さて、余談だが、このことでは娘も相当へこんだようだった。
なんと言ってもこの事件が起こったのが7時半頃だったが、
延々と国際電話で母がシティ・バンクとやりとりして、
電話をひと通り終わったときは9時近くになっていた。
だからといって解決できたわけではなく、結局母がドイツの銀行と直接
交渉をしなければらちがあかないことが分かっただけにすぎなかった。
自分のせいで、母が窮地にたったことは明らかだったのだから。
しかし、この夏休みで娘が変わったのだ。
旅行から帰ってからというもの、自分から進んで勉強をするようになり、
恐いくらいにいろんなことに積極的なのだ。
「偉いわねえ」と褒めると、
「あの、銀行での事件から変わったの、私」という。
娘にどんな化学変化が起こったのかは私には知るよしもないが・・・。
何事も無意味なことはないということか!
その晩は本当に眠れぬ夜を過ごした。
カードが戻ってきますように、と祈るばかりだった。
ちなみに、PCに入れてあった「聴く聖書」という
聖書を朗読するソフトを連続再生にしてベッドに入った。
本当に心を落ち着けたいと思ったからだ。
翌朝、銀行で何が起こるのか、うまくいくのかどうか、その心配からの
行為だったが。
翌日、もっと、もっと、果てしなく落ち込む出来事が待っていた。
もちろん、その時の私にそんなことは予想すらできなかった。
だから、あのとき胸騒ぎを落ち着かせるために、
聖書を聴きながら眠りについたのは
もしかしたら、ある意味虫の知らせだったのかも、と思っている。
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