日光、と聞くと、
反射的に東照宮を思い出す。
小さい時に親に連れられて、
「見ざる、言わざる、聞かざる」
を仰いだ記憶がある。
3匹の猿、、、👇
言葉遊びのような
深淵な裏の意味を込めているような、
日本らしい装飾、、、
実は私たち日本人は色彩感覚が豊か!
絢爛豪華、
それでいて抑えの効いた、
調和を重んじる様が、
文化遺産にも表れている。
その典型例の東照宮は外人にも
かなり魅力的に映るらしい。
フィンランドに住む友人が、
フィンランド人のお友達家族を
引き連れて、、、
日光を観光した後に、
私の住むマンションのゲストルームに
泊まったことがあった。
その時に、
「東照宮が凄く良かったよ〜、
やっぱり日本の文化は凄いわ」
と彼女から独り言のように、
自分への確認ごとのように
つぶやかれたことがあった。
コロナ禍に入る前だから、
2019年のことだっただろうか、、!
その時から、
フィンランドのオールという自然豊かな
街で暮らす友達の、
その豊かな感性が感嘆したのだから、
どうしても日光に行っておかなきゃ、
という気持ちが芽生えていた。
そういえば、
今は亡き母からも、
「なんで明子は日光に行かないの?
東京から近いし、素敵なのに、、、」
と海外旅行ばかりしている私を、
残念がるかのように
言われたりもしていたしね。
還暦を過ぎて
日本文化への興味が強まったのと、
コロナ禍で海外は行きづらい
ということもあり、
国内の観光地に
ようやく目が行くようになったのだ。
いやいや、
日光は私の予想を遥かに
超えて私の心を魅了したから、、、
言葉では足りな過ぎて、
私の切り取ってきた景色も、
その場で見たものからは色褪せて
しまうけど、
ここに記録として残そう。
2023年1月の中旬、
晴れた日の
日光へのワンデイトラップをご覧あれ。
東照宮の前に、
中禅寺湖畔にて、ランチを取った。
中禅寺湖は威厳を持って
静かに輝いていて、
「いろは坂」をくねくね超えてきた
甲斐があったというもの。
場所はリッツ・カールトン日光の
イタリアンレストラン
👇「レイクハウス」にて、、、
(ランチコースのレポートは
明日にでも、、、)
寒いのを想定して、
機能重視の洋服だったものの、
ギリギリ浮かない程度の
いでたちにしておいて良かったよ〜💦😅
こういう👆ミニマルな空間、
「リッツ・カールトン日光」は
私の好み!
さて、中禅寺湖畔の景色たち👇
空気まで運んでこれないのが残念。
湖は四方の山からの恵みを
携えて光っていた。
湖畔のお店が一部しか
開いてなくて、、、、
寂れているのか、
オフ・シーズンはこんな感じなのか、、
初めて訪れたのに近いので、
判断がつかなかった。
再び、今度は
下りの「いろは坂」を通って
車を走らせる。
昇りも下りも、
一方通行なのが素敵すぎる。
名残り惜しげに風景を楽しんでいたら、
いろは坂の道路脇に据えられた、
天狗の銅像を目にしてしまった。
ああ、この山は修験の地でもあるのか、、
そんな思いがよぎったが、
ちゃんと調べてはない。
東照宮の圧巻さを👇
伝え切れないが、、、
ラッキーだったのは、
眠り猫?が公開されていたこと。
猫さんも猿さんも、
装飾として際立ってる!
5時まで開いてると思い込んでいたら、
4時半には閉まってしまう。
かなり早足での見学となった。
この門が👆
白く豪華な彫りの模様を
纏っていてため息もの。
好み!て感じ。
対になっている狛犬?
日本で見る金の装飾は、
ギラギラしてなくてむしろ渋い。
日が落ちかかった太陽に
照らされるように聳え立っていた
五重の塔!
私が見てきた五重の塔の中で、いちばん!
私の心に焼きついて離れない、
何度でも見に行きたい。
パリに行った時は、
コンコルド広場の装飾の
緑と金のコンビネーションに
魅了されたが、
日光では、
白に金
に心がとろけそうになった。👇👇👇
ああ、
フィンランド人達が、
絶賛していたのも納得だ。
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