宇佐模型技術部(兎)

プラモデル、ラジコン,ウサギのブログです。

タミヤ TT-02 ロアデッキ交換 その①

2025年01月20日 | タミヤ TT-02

 

 

 

 現在休止中のTT-02なのですが、去年の年末にオーバーホールを完了させていました。

 

 

 がしかし、

 

 

 今年のタミヤのレギュレーション変更により仕様変更を余儀なくされました。

 

 

 

 画像の通称「08カット」と呼んでいた、加工したロアデッキを使っていました。

 

 以前には「スリット加工」などの方法も試していました。

 

 

 しかし、今年の車両規則の追記事項で、

 

 「メインシャーシと前後バンパー 底面への加工及び追加物の搭載は禁止」

 

 となってしまい、08カットのシャーシはレギュレーション違反となりました。

 

 Σ(´∀`;)

 マジカヨ!?

 

 と言う訳で、TT-02のセッティングは振り出しに戻りました。

 

 

 

 早速、新しいロアデッキを用意してレギュレーションに合わせていきます。

 

 

 

 今回もハードタイプのロアデッキを加工していきます。

 

 このロアデッキをカットしていくですが、もちろんいくつか理由があります。

 

 

 

 最大の理由は「ギヤケース周りの歪みを抑える」と言う事です。

 

 スパーギヤの取り付け部は開口部が大きく、力がかかる事でこの部分が歪みが出てきます。

 

 ノーマルの柔らかいロアデッキで「ギヤ欠け」や「ギヤ跳び」が発生する原因だと考えます。

 

 そこで、ロアデッキの他の部分を捩じる事でギヤケースの捩じれを抑えようと言う考えです。

 

 

 他にも「シャフト車のクセを抑える」「操縦がマイルドになる」「軽量化」等の効果もあります。

 

 

 

 カットラインはロアデッキ側面のスロープに合わせてカットします。

 

 定規とドリルとPカッターでカットラインに当たりを付けたらサクサクとカットしていきます。

 

 

 

 メカ側に耳部分が残ってしまうのですが、「底面部分」と判断される可能性があるので残します。

 

 

 

 

 バッテリーポストの後ろ側の出っ張りをカットしていきます。

 

 ロアデッキ側面と同じ高さにして、それに合わせてポストの下側をカットします。

 

 するとLiFeバッテリーと同じ高さになります。

 

 

 

 カット面をある程度キレイに処理をします。

 

 

 

 カーボン柄シートを貼ってドレスアップもしておきます。

 

 加工ができたロアデッキにパーツを移していくのですが、その前にまだやる事があります。

 

 

 いろいろ作業に時間がかかるので、少しお待ちくださいね。

 

 (・∀・)

 スコシオマチクダサイ。

 

 

 

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タミヤ TT-02 ノーマル足を少しでも速く。 その④

2024年11月23日 | タミヤ TT-02

 

 

 今回はTT-02 ノーマル足の「旋回性能」と「最高速度」の調整をした走りの様子を確認していきます。

 

 

 走りの状態を見ながらセッティングをしていこうと思ったのですが、

 

 

 マシンが完成したのがレース前日でした。

 

 ( ´∀`)フハハハハ・・・

 

 

 と言う訳で、ぶっつけ本番でレースに参加です。

 

 

 

 今回は「京商カップ 九州大会」と日程が重なっていたので、参加台数は少な目でした。

 

 気になる変更後の様子なのですが、予想した以上の変化になりました。

 

 

 

 先ずは最高速度なのですが、他のマシンに離される事無くトップスピードが伸びた感じです。

 

 その反面、ステアリングのニュートラル付近の動きがシビアになった感じです。

 

 フロント側のキャスター角を増やしているので、直進性には問題はありません。

 

 この点はプロポ側の「EXP」のカーブをかなりマイナス側に降って、ニュートラル付近の動きをマイルドにします。

 

 

 

 コーナリングの様子は予想した通りに旋回性が上がったものの、立ち上がりのスロット操作に気を遣います。

 

 とは言え、コントロール範囲なので集中して丁寧に走らせる様にします。

 

 キャンバー角が増えた事もあってか、コーナー中盤以降が少しだけ楽になった感じです。

 

 気になる点としては、接触時の「当たり負け感」が増したような気がします。

 

 これらはリヤ側のトー角が無くなった事が理由ですね。

 

 

 レースの結果なのですが、決勝は4位スタートになったのですが自爆によるリタイヤに近い形になりました。

 

 しかし、レース時のベストラップの更新や、他のマシンに遅れが無い走りが出来る様に感じました。

 

 実質のタイム的にはベストラップで0.23秒アップです。

 

 (レース時ベストラップ 22.08秒 → 21.85秒に更新です。)

 

 直線でのトップスピードの向上が効いたみたいですね。

 

 

 もちろん、路面状況等の要因もあるのですが十分なタイムが出ていました。

 

 (*´∀`)

 満足デス!!

 

 

 TT-02 ノーマル足としては十分な性能を出せる様になりました。

 

 かなり長い期間をかけて、ようやく満足する走りが出来る様になりました。

 

 それと同時に手を入れる部分も無くなった感じもあります。

 

 

 今のところは新しいパーツの発売予定もないみたいなので、今のTT-02 ノーマル足の状態が続く感じです。

 

 そう言う事もあって、オーバーホールも兼ねて暫くTT-02はお休みとなります。

 

 

 みなさんもTT-02を持ってサーキットに来て下さいね。

 

 

 TT-02 ノーマル足に変化があれば、改めて紹介したいと思います。

 

 (・∀・)

 オーバーホールシマス!!

 

 

 

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タミヤ TT-02 ノーマル足を少しでも速く。 その③

2024年11月20日 | タミヤ TT-02

 

 

 今回はTT-02 ノーマル足の「最高速度」を少しでも上げる調整していきます。


 (・∀・)

 ヤルヨー!!

 

 

 

 以前より気になっていたのですが、TT-02 ノーマル足のトップスピードが少し遅い気がしていました。

 

 前にも書いた様に同じシャフト車の「TT-02 SRX」や「XV-02」にジリジリと離されていく感じです。

 

 

 で、原因をいろいろ考えていたのですが、

 

 

 

 「リヤ トーインアップライト 2.5度」が原因ではないかと考えました。

 

 (;´∀`)?

 コレカナー!?

 

 

 コーナリングの安定性を上げる為には効果的なパーツなのですが、もしかしたら予想以上に抵抗になっているかもしれません。

 

 いつものコースはGPツーリングカーも走るストレートの長いコースなので、トップスピードも重要です。

 

 なので、勝負する為には僅かにでもトップスピードを上げる必要があります。

 

 

 とは言え、トー角の角度の少ないパーツは持っていないので困ったところです。

 

 

 

 それでも原因を調べないといけないので、ノーマル部品の「トー角 0度」を取り付けました。

 

 これでトップスピードの伸びを確認したいところでしたが、何やら違和感がありました。

 

 

 

 リヤアップライトの右側はゲージの読みの通りに「0度」でした。

 

 

 

 問題なのが、左側のトー角が「1度」と言う事です。

 

 Σ(´∀`;)

 ナンデー!?

 

 

 

 パーツが摩耗してるのかとも思い、サスアーム、ホルダー、更にロアデッキを交換しても同じでした。

 

 

 

 それとは更に別の新品ロアデッキを確認してみた。

 

 精密ではないのですが、ロアデッキの中心とサスアームの取付穴のセンターの部分に線を引いてみました。

 

 その結果、サスアームの取付穴の位置が僅かに違うみたいです。

 

 

 個体差もあるとは思うのですが、ロアデッキ、サスアーム、ホルダーを交換したシャーシも同じ結果になりました。

 

 と言う事は、今迄はトーインアップライトの2.5度に更に1度加えて、リヤ側 トーイン「3.5度」と言う事です。

 

 

 これではトップスピードは伸びないですね。

 

 (;´∀`)

 ダヨナー。

 

 

 とりあえず、リヤ側のトー角が「トーアウト」ではないので、これで確認していきます。

 

 リヤ側のトー角が無くなったので操作が難しくなるかもしれません。

 

 

 とりあえずは「旋回性能」と「最高速度」に対する調整ができました。

 

 

 

 次回は実走での「変更した効果」の確認をしたいと思います。

 

 (*´∀`)

 スコシオマチクダサイ。

 

 

 

 つづく。

 

 

 

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タミヤ TT-02 ノーマル足を少しでも速く。 その②

2024年11月16日 | タミヤ TT-02

 

 

 今回はTT-02 ノーマル足の「旋回性能」を少しでも上げる調整していきます。


 (・∀・)

 ヤルヨー!!

 

 

 

 TT-02 ノーマル足については「ジオメトリー」が悪いです。

 

 (;´∀`)

 ソウナンダヨナー。

 

 前後のサスアームともロアアームに比べアッパーアームが長くなっています。

 

 更にアッパーアームの取り付け位置が高い為にキャンバーの変化量の調整も難しくなっています。

 

 これはTT-02をラリーマシンに変更する為に、車高の高さを組み換える必要がある構造のせいだと思います。

 

 

 

 現状は高さ調整の「A8パーツ」の組み合わせでも、キャンバー角が「ほぼ0度」となっています。

 

 更にアッパーアームが長いのでサスアームをストロークさせると、キャンバーがポジティブ側(起きる方向)に変化します。

 

 これはリヤ側でも同様な状態になっています。

 

 

 

 画像は前後のタイヤなのです。

 

 (左側がフロント側で、10パック程の走行です。)

 

 中央部分は減っているのですがタイヤの内側の溝が残っていますね。

 

 これがタイヤを使い切れていない、旋回性が低い原因だと思います。

 

 

 と言う訳で、アッパーアームの長さを調整していきます。

 

 

 

 「OP-1874 アジャスタブルアッパーアーム」です。

 

 リヤ側には採用していたのですが、フロント側には耐久性を考慮して取り付けてはいませんでした。

 

 今回は調整式のアッパーアームを補強して組み込んでいきます。

 

 

 

 以前にも書いたのですが、アジャスタブルアッパーアームの接合部には約0.4ミリ位の隙間があります。

 

 この隙間を調整しないと耐久性が下がってくると思われます。

 

 

 

 隙間を無くす為にアルミテープの厚さにもよるのですが、接合部分に1.5回転くらい巻き付けます。

 

 

 

 キャンバー角が決まった後の固定は上部側のビスだけではなく、下部側もイモネジをねじ込みます。

 

 これで固定はバッチリですね。

 

 

 問題のアッパーアームの長さなのですが、

 

 

 ノーマル部品だと画像の様にアッパーアームの方が長くなっています。

 

 これを、少なくともキャンバー角がポジティブ側に変化しない様に同じ長さにしていきます。

 

 

 

 前後ともアッパーアームをロアアームと同じ長さにしました。

 

 これでキャンバー角がポジティブ方向へ起きない様にできると思います。

 

 

 

 アッパーアームの軸受けに、僅かにガタがあるのでアルミテープを半周巻いてガタ取りをします。

 

 アルミテープを巻くのはダンパーステー側だけにします。

 

 

 

 気になる取り付け後のキャンバー角なのですが、前後とも約2.5度になりました。

 

 一応、キャンバー角は適切な範囲内なので、これで実走させて様子をみたいと思います。

 

 

 次は最高速の対策ですね。

 

 (・∀・)

 マダマダヤリマス!

 

 

 

 つづく。

 

 

 

 

 

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タミヤ TT-02 ノーマル足を少しでも速く。 その①

2024年11月16日 | タミヤ TT-02

 

 

 

みなさんご存知の通り、TT-02 ノーマル足をメインマシンとして走らせています。

 

 

 

 それと同時にTA08をサブマシンとして走らせています。

 

 (;´∀`)

 TA08ガサブナノネ。

 

 

 

 で、そのサブマシンのTA08なのですが、

 

 

 走らせると速いです!!

 

 (*´∀`)

 ヨクハシルネー!!

 

 

 TT-02と比較すると、TA08のベストラップは0.2~0.3秒ほど速く、アベレージはそれ以上の差が付く感じです。

 

 基本性能の差なのかTA08は旋回が速く、スロットを入れられるタイミングがワンテンポ早くなります。

 

 軽量化しているTA08はTT-02と比べると100グラム以上軽く、加速も速い感じです。

 

 また、自分のTA08はトップスピードが伸びる方向にしているので、このTT-02との速度差はありません。

 

 

 

 トップスピードに関しては同じシャフト車の「TT-02 SRX」や「XV-02」に僅かに遅れを取る感じです。

 

 ストレートでジリジリと離されていく様子が見れます。

 

 

 以上の事を考慮して、「旋回性能」「最高速度」を何とかしないと、レースで勝てる可能性が下がります。

 

 現在のTT-02は操縦安定性を優先しているのですが、少し不安定になっても上記の2点を何とかしたい感じです。

 

 (*´∀`)

 速クシタイデス。

 

 

 次回より調整をしていきます。

 

 

 

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